裏切り部隊:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
裏切り部隊
裏切り部隊
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裏切り部隊

1964年11月20日公開、戦争
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TV作家ジーン・ロッデンベリーのシナリオを同じくTVのヴィンセント・マックヴィーティが演出した戦争ドラマ。撮影はフレッド・コーネカンプ、音楽は「恋のKOパンチ」のジェフ・アレクサンダーが担当した。出演は「ヤング・ヤング・パレード」のゲイリー・ロックウッド、「太陽にかける橋」のジェームズ・繁田、「女を売る街」のリンダ・ホウ、アン・ヘルム、ルー・ガロ、ジョセフ・フーバーほか。

ストーリー

アメリカ海兵隊のライス少尉(ゲイリー・ロックウッド)がガール・フレンドのシラー(アン・ヘレム)とのデイトから隊に戻ってくると、重大な命令が待ち構えていた。それは、新たに開発された高性能電波探知器の操作方法を、ベトナムの前線部隊に教えるため、直ちに出発せよというのだ。ライス少尉は秘密書類を身につけ、その夜ベトナムへ飛び発った。ハンナン飛行場に着いたライス少尉は、待ちうけていたベトナム軍のディー大尉(ジェームズ・繁田)に付きそわれて、ヘリコプターでペンドン前線本部に向かった。ところが、ヘリコプターは、途中、北ベトナム軍の猛射撃を受けて原野に不時着。敵の夜襲にあって、ライス少尉とディー大尉以外は、みんな殺されてしまった。身の危険を感じたライス少尉は、秘密書類を焼き捨てた。が、彼も敵弾で左腕を負傷した。そんなライス少尉を、村の娘リー(リンダ・ホウ)は親切に看病した。やっと傷がなおったライス少尉は、また前線本部に向かった。が、そんなときディー大尉が現れた。2人は再会を喜びあった。そんなある日、ライス少尉は、解体されたはずのヘリコプターが、そのままの姿であるのを発見した。我が目をうたがうライス少尉の後頭部に自動小銃があてがわれた。味方だと思ったこのディー大尉こそ、敵ベトコンの指導者だったのだ。が、そのとき、死んだと思ったヘリコプターの副操縦士の手がのび、ライフル銃がディー大尉に向けられた。さらに、上空には来援のヘリコプターが姿を現した。事態は一変し、ライス少尉は、ディー大尉を射殺した。初めて人を殺し、友を射った苦しみが、彼の胸を引きさいた。

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作品データ

原題
To Kill a Man
製作年
1964年
製作国
アメリカ
配給
MGM
初公開日
1964年11月20日
製作会社
アリーナ・プロ映画
ジャンル
戦争


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