ワン・マッド・キス:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ワン・マッド・キス
ワン・マッド・キス
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ワン・マッド・キス

1930年公開
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アドルト・ポールの原作を「摩天楼の悲劇」のダドリー・ニコルズが脚色し、「ハリウッド結婚」のマーセル・シルヴィーが監督した映画で主演者は米歌劇界に知られたドン・ジョーセ・モジカ。助演者として「アリゾナ怪盗異聞」のモナ・マリス、「山の覇者」のアトニオ・モレノ、トム・パトリコラが出演、カメラは「友愛天国」のチャールズ・ヴァン・エンジャーが担当している。

ストーリー

南アフリカに存在するある都の市民は執政者ドン・エストランダの虐政に喘いでいた。この暴虐ぶりに義憤を感じたのが山賊のホセ・サヴェドラで彼は大胆にも己の逮捕命令が行き渡る都へ単身乗り込み、人相書のポスターを片っ端から悪戯して歩いた。一流酒場カサ・ラ・バイルの踊り子でジプシー娘のロザリオは突然、兵士のために営業停止をうけたのでエストランダの官邸へ陳情に出掛ける。ひそかに官邸へ忍び込んだサヴェドラはエストランダト話しているロザリオヲ見て彼女を執政者の愛妾だと思い違える。サヴェドラは例により悪戯して立ち去った。それを発見した執政者は激昴した。そして踊り子に命じてこの山賊ヲ捕えさせんとした。町に出たサヴェドラは花売りに身をやつして歌を流していた。山賊とも知らず花売りを一目見た踊り子ロザリオは彼に恋を覚えた。花売り男こそ曲者に相違なしと看破した執政者は家来に命じて彼を捕らえようとする。が、既にこの時、花売りはサヴェドラならで身代わりのパコとなっていた。そしてそのパコもサヴェドラの奇襲によって奪還されてしまった。翌日の夜、執政者は踊り子ロザリオを招いて宴を開いた。その席上いつの間に忍び込んだのかサヴェドラが侍僕に扮して坐っていた。それとも知らぬ執政者は彼に命じてロザリオの部屋へ使いにやる。これを好機とサヴェドラはロザリオに恋を囁く。ロザリオも過ぎし日から意中に秘めていた男とて彼らの間に愛は芽生えた。かくてロザリオ、エストラダ、サヴェドラを中心として事件は波瀾を重ねて行く。

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作品データ

原題
One Mad Kiss
製作年
1930年
製作国
アメリカ
初公開日
1930年
製作会社
フォックス


[c]キネマ旬報社