黒豹のバラード:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
黒豹のバラード
黒豹のバラード
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黒豹のバラード

1993年10月23日公開、歴史
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19世紀末のアメリカ西部を舞台に、白人の圧政に立ち上がった黒人のアウトロー集団の戦いを描くウエスタン。主要キャストのほとんどが黒人という異色作。監督・主演は「ニュー・ジャック・シティ」のマリオ・ヴァン・ピーブルズ。製作は「ドゥ・ザ・ライト・シング」のプレストン・ホームズ、「バック・イン・ザ・USSR」のトム・スティール。エグゼクティヴ・プロデューサーは「ボブ・ロバーツ」のティム・ビーヴァン、「イヤー・オブ・ザ・ガン」のエリック・フェルナー、「テープヘッズ」のビル・フィッシュマンとポール・ウェブスター。脚本は「グリフターズ 詐欺師たち」の俳優サイ・リチャードソンの二人の祖父の体験を基にしたもので、ダリオ・スカーダペインが共同執筆。撮影は「ホワイト・サンズ」のピーター・メンジース・ジュニア.。音楽は「錆びついた銃弾」のミシェル・コロンビエが担当。出演は「ブルックリン最終出口」のスティーブン・ボールドウィン。「山猫は眠らない」のビリー・ゼイン、「サイドウォーク・ストーリー」のチャールズ・レーン、監督の実父で「スウィート・スウィートバック」のメルヴィン・ヴァン・ピーブルズなど。

ストーリー

1898年、米西戦争下のキューバ。ジェシー・リー(マリオ・ヴァン・ピーブルズ)率いる小隊は冷酷な連隊長グラハム(ビリー・ゼイン)の指揮で、常に最前線に追いやられ、死を待つ日々を送っていた。ある日ジェシーはグラハムが敵の黄金を隠匿していた事実を知ったために仲間のリトル・J(スティーブン・ボールドウィン)、ウィージー(チャールズ・レーン)、オボボ(ティニー・リスター・ジュニア)、エンジェル(トーン・ロック)と共にグラハムの罠にはまり、絶体絶命の危機に陥った。辛くも脱出に成功した一行は、リバーボードのギャンブラー、タイム神父(ビッグ・ダディ・ケイン)を仲間に引き入れ、アメリカへ戻った。グラハムの執拗な追跡を逃れながら、男たちはジェシーの故郷フリーマンヴィル(自由の町)を目指して西部をひた走る。そこはかつて、アフリカン・アメリカンが自由を謳歌できる場所だった。ジェシーはその町の牧師であった父を虐殺した白人たちに一人ずつ復讐を果たしながら、町へ向かった。だが、町を牛耳る白人保安官ベイツ(リチャード・ジョーダン)を筆頭に黒人たちへの圧力が強まり、町の様相は大きく変わっていた。鉄道が延び、ここに駅ができるため、住民たちを追い出すべく白人たちの横暴が強まっていた。かつての恋人ラナ(サリー・リチャードソン)と再会したジェシーは、この町で静に暮らすことを望む。だが、白人たちはそれを許さず、リトル・Jはベイツに殺されてしまう。ジェシーは仲間たちと立ち上がり、ベイツや到着したグラハムを死闘の果てに倒すのだった。

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作品データ

原題
Posse
製作年
1993年
製作国
アメリカ
配給
日本ヘラルド映画
初公開日
1993年10月23日
製作会社
ワーキングタイトルプロ
ジャンル
歴史


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