浮気禁制:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
浮気禁制
浮気禁制
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浮気禁制

1925年公開
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エセル・ヒル、エニッド・ヒバード合作の物語をリリー・ヘイワードが脚色し、「夜会服の男」「虚栄地獄」などと同じくモーリス・エルヴィーが監督したもので「恋愛講座」「救助信号」等出演のエレン・ハンマーシュタイン、「傷める胡蝶」「神出鬼没鬼警官」等出演のハーバート・ローリンツ「台風の娘」「君国の為に」等出演のドロシー・フィリップスが共演し、ロバート・ケイン、ダイアナ・ミラー等が助演している。

ストーリー

ジムとマージョリーとは楽しい蜜月も済んでランドルフ夫妻としての日常の結婚生活に入った。ジムはフランスから来たブラダン夫妻と知り合いになった。ブラダンは女にかけては自信ある粋人であり。ブラダン夫人は中年の女らしい熱烈な愛を良人に捧げていた。ある日マージョリーは友達のエミリー・クラークから、男というものは他に情人が出来ない限り妻を疎そかにはしないものだという御談義を聞いた。マージョリーは良人に相談しに事務所へ行くともう帰った後だった。そして良人がブラダン邸の門にいるのを見た。マージョリーはある疑惑を抱いた。その晩マージョリーは良人と挙論してジムを怒らせた。翌日ジムはブラダン夫妻と共に油田視察に行く筈でブラダンが遅れたのでブラダン夫人とジムとで自動車を走らせて速力違反で捕らえられた。身分証明に困ったジムはマージョリーを呼んで証明して貰おうとしたが、ジムが美人と同情していたと聞いて怒ったマージョリーはそんな人たちは知らぬと言った。ジムが帰宅すると妻が出て行く支度をしているので、何ちらかが出るのなら自分が出ると言ってクラブ生活を始めた。エミリーがマージョリーのために催した宴会でマージョリーはブラダンと会い、笑いを酬めた。そしてブラダンを自分の前にひざまづかせる用にまで悩殺した。翌晩マージョリーはブラダン夫人を自宅に呼んで、ブラダンが自分に恋していると告げた。夫人は肩をすくめたがやがて自分は幾度となく良人の情事に泣かされたが良人を深く愛することに変わりはないと答えた。そしてジムはマージョリーをのみ深く愛していたことを教えた。ところえブラダンが訪れて来たのでマージョリーは庭へ出ると、ブラダンは暗闇の中で、妻をマージョリーと間違え口説き始めた。ブラダン夫人の策略で来たジムはブラダンの愛のささやきを耳にして失望して帰ろうとしてばったりマージョリーに出会い、初めて万事めでたく解決した。

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作品データ

原題
Everyman's Wife
製作年
1925年
製作国
アメリカ
配給
フォックス支社
初公開日
1925年
製作会社
フォックス映画


[c]キネマ旬報社