ボブ・ロバーツ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ボブ・ロバーツ
ボブ・ロバーツ
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ボブ・ロバーツ

1993年2月27日公開、コメディ/社会派
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フォークシンガーで億万長者、そしてCIAとも関係があったと噂される男が、上院議員選挙に立候補する姿を描くポリティカル・コメディ。候補者を追いかける取材チームが製作するテレビ・ドキュメンタリーのスタイルで描かれている。監督・脚本・主演は「ザ・プレイヤー」で92年度のカンヌ映画祭主演男優賞を受賞したティム・ロビンスで、これが監督第一作となる。製作は「ファイブ・コーナーズ 危険な天使たち」(V)のフォレスト・マーレイ、エグゼクティヴ・プロデューサーはロンナ・ウォレスと、「わたしの彼は問題児ドドンパ」のポール・ウェブスターとティム・ビーヴァン。撮影は「ザ・プレーヤー」のジーン・ルピーヌ、音楽は、監督の実兄で「テープヘッズ」のデイヴィッド・ロビンスが担当。共演は「ナイト・オン・ザ・プラネット」のジャンカルロ・エスポジート、小説家として、またエッセイスト、劇作家として知られるゴア・ヴィダル。「ダイ・ハード」のアラン・リックマン、「ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の七日間」のレイ・ワイズ。ロビンス監督の妻スーザン・サランドン、ジョン・キューザック、ピーター・ギャラガー、ジェームズ・スペイダーらが大挙してカメオ出演している。

ストーリー

1990年、35歳のスター歌手で大富豪のボブ・ロバーツ(ティム・ロビンス)が、上院議員選挙への立候補を表明した。そんな彼に、ドキュメンタリー製作者のテリー・マンチェスター(ブライアン・マレイ)が密着取材を申し入れる。ロバーツはアドヴァイザーのチェット・マグレガー(レイ・ワイズ)や、私的政治団体ブロークン・ダブを主宰するルーカス・ハート三世(アラン・リックマン)のサポートを受け、選挙ツアーで一大センセーションを巻き起こし、マスコミが敵対候補の現職議員ブリックリー・ペースト(ゴア・ヴィダル)のスキャンダルを報道したこともあって、中間調査で逆転し優勢に立った。そんな頃、ジャーナリストのバグス・ラプリン(ジャンカルロ・エスポジート)が、ブロークン・ダブの過去を探り出し、ペーストに中間調査で再逆転されてしまう。そして突然、ロバーツが撃たれ、ラプリンが暗殺者として捕らえられた。ロバーツはなんとか死を免れ、人々は救世主のように、マスコミは新右翼の殉教者として彼をもてはやす。ラプリンは、過去の古傷から銃の引き金が引けないことが判明し、釈放された。いよいよ選挙の日がやってきた。半身不随となったボブは当選を果たし、ラプリンはポブの熱狂的な信者に殺される。その直後に、湾岸戦争が勃発するのだった。

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作品データ

原題
Bob Roberts
製作年
1992年
製作国
アメリカ イギリス
初公開日
1993年2月27日
製作会社
ポリグラム=ワーキングタイトルプロ作品
ジャンル
コメディ社会派


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