レスリー・ニールセンのドラキュラ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
レスリー・ニールセンのドラキュラ
レスリー・ニールセンのドラキュラ
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レスリー・ニールセンのドラキュラ

1996年11月9日公開、88分、ホラー/コメディ
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吸血鬼ドラキュラ伯爵が引き起こす騒動を描いたナンセンス・コメディ。94年の時点で160本以上も製作されているというブラム・ストーカーの原作『吸血鬼ドラキュラ』(邦訳・創元社推理文庫ほか)を、「スパイ・ハード」のレスリー・ニールセン主演、「ロビン・フッド キング・オブ・タイツ」などのメル・ブルックスが監督・共演というパロディ映画両巨頭のコンビで映画化。製作はブルックス、エグゼクティヴ・プロデューサーはピーター・シンドラー。脚本は「新サイコ」のルディ・デ・ルカ、「メル・ブルックス 逆転人生」のスティーヴ・ハーバーマンというかつてコンビを組んだ二人の原案を、彼らとブルックスが共同で執筆。撮影はマイケル・D・オシェア、音楽は「男たちの危険な午後」のハミー・マン、美術は「ロビン・フッド キング・オブ・タイツ」のロイ・フォージ・スミス、編集はアダム・ワイス、衣裳は「アラバマ物語」などのベテランのドディー・シェパードがそれぞれ担当。共演は「アダムス・ファミリー2」のピーター・マクニコル、「ジェフリー!」のスティーヴン・ウェバー、「ホーム・フォー・ザ・ホリデイ」のエイミー・ヤスベック、「ジキル博士はミス・ハイド」のリセット・アンソニー、「ブレージング・サドル」のハーヴェイ・コーマンほか。

ストーリー

1893年。トランシルヴァニア。ドラキュラ伯爵(レスリー・ニールセン)のもとに仕事でおもむいた英国の弁護士レンフィールド(ピーター・マクニコル)は、実は吸血鬼である伯爵の忠実な下僕にされる。レンフィールドの助けで棺と共に海を渡るドラキュラ。ロンドン。ドラキュラが乗った船で、虫しか食べない半狂人の姿で発見されたレンフィールドは精神病院に収容された。そこの院長ドクター・スウォード(ハーヴェイ・コーマン)は、何かというと患者に浣腸を命令する趣味の持ち主。病院の隣に移り住んだドラキュラは、博士の娘ミナ(エイミー・ヤスベック)に目をつけ、まずは彼女の従姉ルーシー(リセット・アンソニー)を餌食に。異変に気づいた周囲に呼ばれたオカルトの権威ヘルシング博士(メル・ブルックス)の警告も及ばず、彼女は死んだ。吸血鬼となって甦ったルーシーは、ミナの婚約者ハーカー(スティーヴン・ウェバー)にみだらに迫る。かけつけたヘルシングはルーシーに十字架を向けて眠らせ、ハーカーに彼女の心臓に杭を打ち込めと命令。噴きあがる鮮血で全身びしょ濡れになるハーカーだが、物陰に隠れて命令だけした博士は血の染みひとつない。ドラキュラは本命のミナをいよいよ毒牙にかけた。翌朝目覚めたミナは、5年間清い関係だったハーカーに燃えて迫る。ヘルシングは隣邸のドラキュラ伯爵こそ吸血鬼だと断定し、院長に舞踏会を催させ、ドラキュラを招待。ドラキュラはミナと大胆に情熱的なダンスを踊るが、その瞬間ヘルシングは壁にあった幕を払い、二人の姿を鏡に映した。鏡の中ではひとりで宙を踊り狂って見えるミナ。ドラキュラの姿はどこにも見えない……。吸血鬼は鏡に姿が映らないのだ。騒然とする客の前から悠然とミナをさらい逃亡するドラキュラ。ヘルシングらは相談の末、ドラキュラの下僕とにらんだレンフィールドを解き放つ。ドラキュラが前もって棺を移しておいたアジトに、追手を連れてきてしまうレンフィールド。ドラキュラと対決するハーカーとヘルシング。やがて夜が明け、吸血鬼の天敵である日光が射してくる。コウモリに変身して逃げようとしたドラキュラは、レンフィールドが開けた天井板から射した日光に焼かれて灰になった。

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作品データ

原題
DRACULA: DEAD AND LOVING IT
製作年
1995年
製作国
アメリカ
配給
ギャガ・コミュニケーションズ
初公開日
1996年11月9日
上映時間
88分
製作会社
メル・ブルックス・フィルム
ジャンル
ホラーコメディ


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