ナッティ・プロフェッサー クランプ教授の場合:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ナッティ・プロフェッサー クランプ教授の場合
ナッティ・プロフェッサー クランプ教授の場合
-

ナッティ・プロフェッサー クランプ教授の場合

1996年9月7日公開、コメディ
1
-
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

新開発の薬品の効果で、超肥満体からスリムに変身した大学教授が巻き起こす騒動を描いたコメディ。往年のコメディアン、ジェリー・ルイスの傑作喜劇「底抜け大学教授」を、「ヴァンパイア・イン・ブルックリン」のエディ・マーフィ主演(一人七役)でリメイク。監督は「エース・ベンチュラ」のトム・シャドヤック。脚本はシャドヤック、「ジム・キャリーのエースにおまかせ!」の監督でもあるスティーヴ・オーデカーク、「星の王子ニューヨークへ行く」「ブーメラン」のデイヴィッド・シェフィールドとバリー・W・ブラウステインの共同。製作は「アポロ13」のブライアン・グレイザーと、ラップ・ミュージック界の巨匠で『クラッシュ・グルーブ』(V)などの映画も手掛けるラッセル・シモンズ。エグゼクティヴ・プロデューサーは、ジェリー・ルイス、カレン・ケーラ、マーク・リプスキー。撮影は「エース・ベンチュラ」のジュリオ・マカット、音楽は「ボーイズ・オン・ザ・サイド」のデイヴィッド・ニューマン、美術はウィリアム・エリオット、編集は「幸福の条件」のドン・ジンマーマン、衣裳は「マスク」のハー・グエン、視覚効果監修はジョン・ファーハット、特殊メイクは「バットマン・フォーエヴァー」のリック・ベイカーが担当。共演は「ポケットいっぱいの涙」のジェイダ・ピンケット、「イレイザー」のジェームズ・コバーンほか。

配信で観る

ストーリー

ウェルマン大学の生物学科教授クランプ(エディ・マーフィ)は温厚で紳士的だが、気弱で痛々しいほどの内気な性格。おまけに身長180cmで180kg という超巨漢のため動くのもやっとで、日々、学部長のリッチモンド(ラリー・ミラー)を悩ますドジを繰り返している。エクササイズ・インストラクターのランス・パーキンスの番組を観てのダイエットも効果なし。そんな彼の前に、化学の入門講座を担当する美人のカーラ(ジェイダ・ピンケット)が現れ、彼女にひと目ぼれしてしまう。その夜、久しぶりに実家に戻った彼は、気難しい父親、優しい母親、脳天気な兄、下ネタが大好きな祖母と、全員が太りすぎであることを再認識。これは家系であり、もはや自分は痩せられないと実感して落ち込んだ彼は、思い切ってカーラの家を訪ね、金曜日の夜にデートする約束を取りつけた。有頂天になるクランプだったが、そのデートで訪れたクラブの毒舌芸人レジー(デイヴ・チャッペル)に太りすぎを徹底的に物笑いにされる。傷ついた彼はついに決意。助手のジェイソン(ジョン・エルス)と共に開発中だったDNAを操作する痩せ薬を自身で実験してみる。すると効果は絶大で、彼は全く別人のようなスリムな男に変身。しかも、性格も陽気でノリもよく、キザなオシャレもハマる。クランプの友人バディ・ラヴと名乗ってカーラに接近した彼は、彼女と例のクラブに行き、今度はレジーを毒舌で攻撃し、完璧にやり込める。しかし、時間が来て痩せ薬の効果が切れ始めたバディは、徐々にクランプの姿に戻った。クランプはバディへの変身を楽しむが、次第にバディの人格がクランプの人格を支配し始める。学部長との約束で富豪のハートリー(ジェームズ・コバーン)と会ったクランプは、バディに変身し、口八丁手八丁でハートリーを圧倒。大学のOB会で痩せ薬の実験を証明すれば1千万ドルを寄付されることに。バディの口のうまさに乗せられた学部長は、クランプに代わりバディを大学に招くことにする。バディのプレイボーイぶりはバディよりクランプを愛していたカーラを傷つけた。クランプはもう痩せ薬は使わないと決心するが、バディの策略にはまり、薬を飲んで彼に変身。OB会に現れて薬の効果を証明するとともに、クランプの人格も消してしまおうとする。だが、その時、クランプの人格が現れ、自分の実験の正当性と1万ドルの寄附金、そしてカーラへの愛を賭けて、バティの人格と対決。1つの肉体を借りて2つの人格が目まぐるしく交互に現れて闘うが、ついにクランプが勝利した。ハートリーは彼の誠実さに感激して寄付することになり、カーラの愛も勝ち得たクランプは、初めて彼女の手を取って踊るのだった。

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

原題
The Nutty Professor
製作年
1996年
製作国
アメリカ
配給
UIP
初公開日
1996年9月7日
製作会社
ブライアン・グレイザー・プロ
ジャンル
コメディ


[c]キネマ旬報社