ジョイ・ラック・クラブ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ジョイ・ラック・クラブ
ジョイ・ラック・クラブ
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ジョイ・ラック・クラブ

1994年3月26日公開
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移民として故郷の中国から苦難の人生を背負って生き抜いてきた4人の母親と、アメリカ人として生まれ育った4人の娘たちの世代間の相違と心の絆を描いた群像劇。エイミー・タンの同名ベストセラー小説を、「夜明けのスローボート」の女性監督ウェイン・ワンが映画化。脚本は、監督と「レインマン」のロナルド・バスの共同。製作は、原作者と監督、ロナルド・バス、「リバー・ランズ・スルー・イット」のパトリック・マーキーの共同。エグゼクティヴ・プロデューサーは「天と地」のオリヴァー・ストーン監督と、ジャネット・ヤン。撮影はアミール・モクリ、音楽はレイチェル・ポートマン、美術はドナルド・グラハム・バートが担当。出演は舞台出身のミンナ・ウェン、「ベスト・キッド2」のタムリン・トミタ、「スラムダンス」のロザリンド・チャオ、「ラストエンペラー」のリサ・ルー、「心のままに…」のローレン・トム、「イヤー・オブ・ザ・ガン」のアンドリュー・マッカーシーほか。

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ストーリー

ロサンゼルス。聡明なスーユアン(キュウ・チン)、リーダー格のリンド(ツァイ・チン)、芯の強いアンメイ(リサ・ルー)、気品あるインイン(フランス・ニューエン)の同世代の4人の女性は、マージャン卓を囲んで食事をしたりおしゃべりをしたりする会″ジョイ・ラック・クラブ″を作っていた。彼女たちには同じ年頃の娘がいる。2ケ月前に他界した母スーユアンの代わりに会合に出席したジューン(ミンナ・ウェン)はその席で、リンドから中国にいる双子の姉の存在を知らされる。スーユアンは、戦火を逃れる途中、まだ乳飲み子の双子を置き去りにしてきた。だが母はずっと2人の消息を捜していたという。母の辛い過去を初めて知った彼女は反発してばかりいた自分を恥じ、「姉たちに母の全てを伝えねば」と心に決める。ほかの3人もそれぞれ過酷な人生を背負っていた。リンドは16歳で自分の意思とは関係なく、裕福な家に嫁がされた。相手は彼女より年下の少年だ。孫を欲しがり、彼女に辛くあたる姑を前にリンドは一計を案じて見事離婚し、やがて現在の夫と渡米した。娘のウェヴァリー(タムリン・トミタ)は、白人男性リッチとの結婚問題にも口を挟むしっかり者の母が疎ましい。だが、やがて2人はお互いを理解しあう。一方、インインは熱愛の末に夫と結ばれたが、夫の浮気三昧の日々に精神が不安定になり、放心状態のまま幼い長男をその手にかけるという過去を持っていた。娘のリーナ(ローレン・トム)は建築士の夫と結婚するが、夫は金銭面にこと細かに口出しする男で、その結婚生活は愛のないものだった。インインは娘が自分と同じ苦しみを背負おうとしているのを知り、自分の辛い過去を話す。リーナは自分を本当に愛してくれる男性と再婚した。アンメイの母は貞淑な未亡人だったが、乱暴されてその男の第4夫人となった。母に引き取られたアンメイは、母の女としての深い苦しみを知る。母が苦しみに満ちた人生を閉じるために自殺した時、アンメイは母の分まで強く生きようと誓った。彼女の娘のローズ(ロザリンド・チャオ)は、ハンサムな白人青年テット(アンドリュー・マッカーシー)と結婚したが幸せは長く続かず、彼女に飽きたテッドは離婚を切り出す。アンメイは娘に「欲しいものを手に入れるには闘うのよ」と自信を与える。ローズとテッドの夫婦の絆は、以前にも増して固く結ばれた: 。母の国である中国の大地に降り立ったジューンは、始めて出会った姉たちと力強く抱きしめ合った。

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作品データ

原題
The Joy Luck Club
製作年
1993年
製作国
アメリカ
配給
ブエナ ビスタ インターナショナル ジャパン
初公開日
1994年3月26日
製作会社
オリヴァー・ストーン・プロ(ハリウッド・ピクチャーズ提供)


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