タイ・カップ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
タイ・カップ
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タイ・カップ

1995年9月2日公開、伝記
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大リーグ史上伝説の名打者、タイラス・カッブの矛盾に満ちた生涯を描く異色の伝記映画。監督・脚本は「さよならゲーム」「ハードプレイ」とスポーツ映画を得意とするロン・シェルトン。製作はシェルトンとコンビのデイヴィッド・レスター、エクゼクティヴ・プロデューサーは「ボーイズ・オン・ザ・サイド」のベテラン、アーノン・ミルチャン。撮影は「フォーエヴァー・ヤング 時を超えた告白」のラッセル・ボイド、音楽は「バットマン・フォーエヴァー」のエリオット・ゴールデンサル、美術はアーミン・ガンツとスコット・T・リトナーが担当。主演は「ブルースカイ(1994)」のトミー・リー・ジョーンズ。共演は「バットマン(1989)」「ミストレス」のロバート・ウール、「わかれ路(1994)」のロリータ・ダヴィドヴィッチほか。

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ストーリー

60年。スポーツ記者のアル・スタンプ(ロバート・ウール)は、30年前に引退した伝説の選手、タイ・カッブ(トミー・リー・ジョーンズ)の自伝の執筆協力を依頼される。カッブは病気がちで、酒を浴びるほど飲み、そして何より怒りっぽくすぐに銃を振りかざす男だった。カッブはアルに、私生活の事は一切触れずに野球人としての偉大な足跡のみを書くよう強要する。アルは表向きの伝記とは別に、彼の真実の姿をつづった別の原稿も並行して書き進めていった。ある日、カジノに赴いたカッブは舞台へ上がるよう迎えられるが、人種差別的な発言で観客から煙たがれる。アルはホテルで知り合ったシガレット・ガールのラモーナ(ロリータ・ダヴィドヴィチ)と意気投合するが、強引に押しかけたカッブは彼女を奪う。服を脱ぐよう命じたカッブだが、薬の副作用で2年前から不能になっていた。カッブはアルを伴って野球の殿堂クーパーズ・タウンへ向かい、彼の業績を讃えるパーティーに出席する。彼は昔の選手仲間たちに嫌われていたが、一方で生活に困っている仲間に密かに経済的援助をしていた。アルは知れば知るほど、この男の実像が分からなくなっていく。カッブは故郷ジョージアへアルを連れていくが、実の娘さえも彼に会うのを拒絶した。カッブは自分の死後、一緒に埋葬してもらうつもりで購入した両親の墓所の前で、尊敬していた父親が母とその愛人によって殺された事を告白する。アルが密かに書き溜めたメモを見たカッブは怒りのあまり吐血し、入院する。死期を悟った彼は、アルに自分の好きなように書くがいいと告げる。やがてカッブは世を去ったが、アルは偉大な野球人の虚像に基づいた伝記を書く決意を固めるのだった。

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作品データ

原題
Cobb
製作年
1995年
製作国
アメリカ
配給
ワーナー・ブラザース映画
初公開日
1995年9月2日
製作会社
ワーナー・ブラザース映画(製作協力*リージェンシー・エンタープライゼス=アルコー・フィルムス)
ジャンル
伝記


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