栄光への道(1926):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
栄光への道(1926)
栄光への道(1926)
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栄光への道(1926)

1926年公開
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「無花果の葉」と同じくハワード・ホークス氏が原作並びに監督したもので、脚色の任にはR・G・リグビーが当たった。主役は「幻の家」「三人の女」等出演のメイ・マカヴォイ嬢で対手役は「サンディー」「なまけもの」等出演のレスリー・フェントン氏と「美女競艶」「当り狂言」等出演のフォード・スターリング氏でロックリフ・フェローズ氏も出演している。

ストーリー

ジュディス・アレンは幸福を感じた。親友のデイヴィッド・ヘールが運転してくれる快いドライバージュディスは若々しい血を踊らせて幸福だと思った。自動車が堤防を駆け上がるときに転覆して額に微傷を負っても彼女は決して不幸だとは感じなかった。彼女は家に帰って友達の様に懐かしんでいる父のジムに午後の冒険を物語った。その晩にデイヴィッドは訪ねて来て愛とアレン親娘と歓談した後彼は彼女に愛を告白してから帰った。翌日は父の誕生日だった。ジュディスは父に椅子を贈るつもりで父の帰宅を待ちながら一人悦んでいた。併し父は帰途に危禍を受けて即死した。父の共同経営者はデル・コールはその事を知らせた。青天の霹靂--彼女は悲痛に沈んだ。そして額に受けた昨日に微傷が俄に痛んで来た。医師は彼女に視力を失うかも知れぬと宣告した。太陽は昨日と同じく輝き自然はその恵みを失った。その夜デイヴィッドが来て彼女に結婚を申し込んだ時彼女は盲目となる我が身を思えばそれも断らねばならなかった。彼女は遮二無二彼を追い出してしまった。彼女は覚悟して点字を習おうと思い偶然買った本は点字の聖書であった。今の彼女には神の行為こそ望ましかった。彼女は直ちに出掛けた。彼女が酒に酔うと視力は次第に衰へ遂に全く見えなくなった。気遣って来たデイヴィッドの姿も見えなかった。デルに送って貰った彼女は思いがけなく彼に求婚された。しかし彼は彼女の盲目を知ると逃帰った。彼女は召使と共に山の狩猟小屋に赴いた。デイヴィッドは彼女を追って来て盲目でも愛に変わりはないと口説いた。暴風に倒された樹が小屋を潰しデイヴィッドは重傷したが彼女はほんの軽傷だった。彼女は狂気の如く彼を介抱した。その愛の努力が天に通じたか彼女の視力は回復し彼の傷も癒えた。

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作品データ

原題
The Road to Glory
製作年
1926年
製作国
アメリカ
配給
フォックス支社
初公開日
1926年
製作会社
フォックス映画


[c]キネマ旬報社