シャイニング|MOVIE WALKER PRESS
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シャイニング

1980年12月13日公開,119分
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コロラドの雪深い山中にあって冬期は閉鎖されている由緒あるリゾート・ホテルを舞台に、その管理にやって来た、ある親子三人に取り憑く怨念と狂気を描く恐怖映画。製作総指揮はジャン・ハーラン、製作・監督は「バリー・リンドン」のスタンリー・キューブリック。スティーヴン・キングの原作を基にキューブリックとダイアン・ジョンソンが脚色。撮影はジョン・オルコット、音楽はベラ・バートク、編集はレイ・ラヴジョイ、美術はレス・トムキンズ、製作デザインはロイ・ウォーカーが各々担当。出演はジャック・ニコルソン、シェリー・デュヴァル、ダニー・ロイド、スキャットマン・クローザース、バリー・ネルソンなど。オリジナル版は143分。日本で公開されたのは119分の国際版。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

ジャック・トランス(ジャック・ニコルソン)は、オーバー・ルック・ホテルで支配人と会い、そこに管理人として住み込む話を進めていた。その頃、ジャックの家では、息子ダニー(ダニー・ロイド)が母親ウェンディ(シェリー・デュヴァル)と食事をしながら浮かない顔をしていた。友だちのいない彼は、自分の中にトニーというもう一人の人間を育てており、そのトニーがホテルに行く事に賛成していないのであった。その時、ダニーの目の前で幻想ともつかぬ恐ろしい光景がよぎる。それはエレベーターの扉から滝のように流れ出る夥しい量の血と、その前に立ちつくす双児の少女の不気味な姿だった。やがて、一家三人は大自然の中に建てられたオーバー・ルック・ホテルに到着し、一家三人だけの孤独な生活がはじまった。ジャックの頭の中には、支配人が語ったある惨劇のことがちらついていた。それは、ジャックの前任者の管理人グレイディ(フィリップ・ストーン)という男のことで、彼は、この生活のあまりの孤独のために気が狂い、妻と二人の娘を斧で殺し、自分も自殺したということだった。ホテルが閉鎖される日、黒人の料理人ハロラン(スキャットマン・クローザース)と二人になった時、ダニーは“シャイニング”という、幻視超能力の話をハロランから聞き、何げなく237号室のことを訊くが、彼は驚きの表情を見せるだけだった。その237号室の前の廊下をダニーが通る時、彼は決まって何か恐ろしい空気を感じていた。一方、ジャックは、作家という仕事柄、静かなホテルの一室で書けることはこの上なく好都合だったが、いざ始めてみると苛立つばかりで進まない。ウェンディは、そんなジャックの様子を見て不安になった。そして、三人の緊張に満ちた不安定な生活が遂に惨事を生むまでにいたる。237号に忍び込んだダニーが何者かに傷つけられ、作品を書いていると思われたジャックのタイプには一行のある言葉が何百枚もの用紙に書き綴られており、その用紙を目撃したウェンディをジャックが襲った。必死で逃げるウェンディはまずダニーを部屋の窓から外に逃がした。窓はウェンディが脱出するにはせますぎ、斧で扉をこわし始めたジャックの狂気の声を聞きながらウェンディは焦った。そのころ、何か悪い予感を感じ猛雪の中をホテルに向かっていたハロランが到着し、一家を探して部屋の中に入ってきた。そのハロランをジャックの斧が襲った。ダニーの姿を目にしたジャックは、斧をかざして、庭にある迷路に逃げたダニーを追った。複雑に交錯する迷路を巧みに逃げ通し、やがてウェンディとめぐり会ったダニー。ニ人はハロランが乗ってきた車に逃げ込むと、恐ろしいホテルを後にした。翌日、降り積った雪の中には、惨めに凍りついたジャックの姿があるのだった。

作品データ

原題
The Shining
製作年
1980年
製作国
イギリス
配給
ワーナー・ブラザース
上映時間
119分

[c]キネマ旬報社

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  • rikoriko2255

    フジ三太郎

    2.0
    2020/7/1

    なぜホラーを、キューブリックが作ったのか、それもスティーブン・キング原作で。
    キング自身が、このキューブリック版を気に入らず、自らリメークしたほど賛否両論。当時のキング曰く「ホラーのハートがない! エンジンのないキャデラックのようにでかくて内装は素晴らしく豪華だが、走らせることができない」同感。キューブリックが、ホラーの土俵に上がるのを避けた、もしくはホラーをキューブリック流に再定義した映画。
    撮影や描写はさすがのキューブリックなんだが、やはりキングの世界観は入れざるを得ない。だが見てて、黒澤の「蜘蛛巣城」を思い出した。
    ポスターに使われる、夫J.ニコルソンと妻S.デュバルのDVシーン。刺さった斧を見て、恐怖におののくデュバル扮するウェンディ。これって、蜘蛛巣城の三船の矢のシーンと構図がそっくりなんですけど。そう思えば、「マクベス」や蜘蛛巣城みたく、妖気ただよう、もののけにそそのかされて狂っていく主人公が描きたかったのだな、と。ただマクベスや蜘蛛巣城と違って、落としどころが国盗りでなく、DV止まりでは、さすがにつらい。
    (DVなら、つい最近の日本でも、大学生が家族をボウガンで惨殺する事件が起きたばかり)
    キューブリックはホラーに手を出すべきではなかった。肩に力が入りすぎ、「オラオラ」感が非常に強い。主役がニコルソンだったのも、「こりゃ狂うだろうな」と最初から分かるし。
    ※前作「バリー・リンドン」の主役がライアン・オニールだったのが叩かれて「あんな大根が主演か」と言われて、懲りたかもだが。

    家族ドラマの要素もあって、一番ダメなのが父親さ、と世の親父たちに変に共感されたかも。
    だが家族を描いたか、と言われれば、冒頭から不穏なばかりで、家族の平和な日常すら省かれていて、共感することはなかった。つまりストーリーとして破たんしたと思う。キューブリックの荘厳さはあるけれど。
    スピルバーグが最新作「レディ・プレーヤー1」でこのシャイニングをVRで再現するのが何ともおかしい。しかも原作ではジョン・バダム作品「ウォー・ゲーム」だったのが、映画会社の都合でシャイニングに置き換わったとは、この映画、大事にされてるのか、そうでないのか。

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  • rikoriko2255

    4.0
    2019/11/15

    ドクタースリープの予習。久しぶりに観た。やっぱり怖かった。

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  • rikoriko2255

    5.0
    2018/8/29

    内容は結構違うらしいが原作はスティーブン・キングの同名小説。人里離れた場所にある、冬の間閉鎖されるホテルに管理人としてやってきた一家三人。息子のダニーは予知能力シャイニングをもつ。一家は閉鎖空間でどんどん精神おかしくしていくのだがそもそも最初からちょっとおかしめなところがあるからあまり気にせずみてしまった。ホラーなんだが個人的には全然怖くなく、見やすかった。

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