マッドストーン:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
マッドストーン
マッドストーン
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マッドストーン

1981年2月7日公開、99分
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オーストラリア、シドニーを舞台に、ある暗殺事件に捲き込まれた暴走族グループと事件解明のためにそのグループに潜入する一人の刑事の活躍を描く。製作総指揮はデイヴィッド・ハネイ、製作・監督、脚本はサンディ・ハーバット、撮影はグラハム・リンド、音楽はビリー・グリーンが各々担当。出演はケン・ショーター、サンディ・ハーバット、ヒュー・キース・バーン、デリック・バーンズ、ヘレン・モースなど。

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ストーリー

オーストラリアのシドニー。ある日の午後、市の中央にある公園で、政治指導者が公害に反対する演説を述べている時に何者かによって暗殺された。その時、その現場近くを歩いている者がいた。アンダー・テイカー(サンディ・ハーバット)をリーダーとする暴走族“グレーブ・ディガーズ”の一員トッド(ヒュー・キース・バーン)だ。トッドはヤクで麻痺しており、殺人者など判別できる状態ではなかったが、犯人の方は目撃されたと思いこみ、今後はグレーブ・ディガーズの命を狙い出した。一人、また一人と殺されていくメンバー。この連続殺人の調査を開始しはじめた警察は、若い刑事ストーン(ケン・ショーター)をグレーブ・ディガーズのメンバーに加え捜査させることにした。恋人(ヘレン・モース)の反対をおしてグループに入り込んだストーンは、徐々に暴走族の生活になじんでいった。ある日、グレーブ・ディガーズは、対立する暴走族グルーブ“ブラック・ホークス”と衝突をおこし大乱闘を展開するか、そのことに目をつけた犯人が、ブラック・ホークスの名を語りグレーブ・ディガーズをおびき出した。ストーンの忠告をきかずに決闘の場所へ出かけていったグレーブ・ディガーズを迎えたのは、犯人、つまり、環境を破壊する悪徳資本家がやとったプロの殺し屋と、彼の仲間たちだった。ストーンが現物にかけつけた時はすでに二人の犠牲者が出ていた。狂人をつかまえたストーンは、メンバーの反対をよそに警察に犯人を渡してしまった。ストーンが自分たちを裏切ったと感じたグレーブ・ディガーズのメンバーは、ストーンの家を襲いリンチを加えた。彼らが去った後、警察に訴えようと受話器をとった恋人の手を、しかしストーンは押え、言い捨てるのだった。“サツはダメだ”と……。

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作品データ

原題
Stone
製作年
1974年
製作国
オーストラリア
配給
日本ヘラルド映画
初公開日
1981年2月7日
上映時間
99分
製作会社
ヘイドン・プロ


[c]キネマ旬報社