秋のソナタ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
秋のソナタ
秋のソナタ
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秋のソナタ

1981年10月10日公開、92分
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異なった環境で生活をする母と娘の微妙な絆を描く。監督・脚本は「ある結婚の風景」のイングマール・ベルイマン、撮影はスヴェン・ニクヴィスト、編集はシルヴィア・イングマーシッドッテルが各々担当。出演はイングリッド・バーグマン、リヴ・ウルマン、レナ・ニーマン、ハルヴァール・ビョルク、エルランド・ヨセフソン、グンナール・ビヨルンストランドなど。

ストーリー

ノルウェー北部の田園地方。この土地の牧師館で暮らしているエヴァ(リヴ・ウルマン)とヴィクトール(ハルヴァール・ビョルク)は年が離れているが、静かで平和な生活をおくっている。エヴァは、ピアニストとして華やかな生活を送ってきた母シャルロッテ(イングリッド・バーグマン)を牧師館に招いた。なんと七年ぶりの対面だ。エヴァは、複雑な気持ちで、母を迎い入れた。実は、エヴァの妹で、退行性脳性麻痺を病んでいるヘレナ(レナ・ニーマン)も呼んであり、母と会わせるという目的をもっていたからだ。そのことをエヴァから聞くと、急に苛立ちの表情を見せるシャルロッテ。夕食後、ショパンのプレリュードを弾く自信に満ちた母の表情を見つめるエヴァ。その夜、ヴィクトールに娘のことを尋ねたシャルロッテは、エヴァが息子エリックを生んだ時の幸福そうな様子や四歳になる直前にエリックが溺死した時のことなどを知った。夜ふけ、夢にうなされるシャルロッテ。酔ったエヴァは、それまで内にたまっていた母ヘの怒りを爆発させる。いつも自分や父をおいて演奏旅行に出ていった母。自分のことしか考えない人……。一方的な娘の攻撃に、たじろぐシャルロッテ。翌日、母シャルロッテは旅立っていった。

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作品データ

原題
Autumn Sonata Hostsonaten
製作年
1978年
製作国
スウェーデン
配給
東宝東和
初公開日
1981年10月10日
上映時間
92分
製作会社
ペルソナ・フィルム


[c]キネマ旬報社