猛獣大脱走:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
猛獣大脱走
猛獣大脱走
3.0

猛獣大脱走

1984年3月3日公開、パニック
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動物園内の飲料水に薬物が混入し、それを口にした園内の猛獣たちが都市で暴れまわる姿を描いたパニック映画。製作はフェデリコ・プロスぺリ、監督・脚本は「さらばアフリカ」のフランコ・プロスぺリ、撮影はグリエルモ・マンコーリ、音楽はダニエレ・パトゥッキが担当。また、動物のトレーナーとしてパスクァーレ・マルチーノとジャンカルロ・トリべルチが参加、アニマル特殊効果をアルバロ・パッセリが手掛けている。出演はジョン・アルドリッチ、ロレーヌ・ド・セル、ウーゴ・ボローニャ、ルイザ・ロイド、ロイ・ロジャースなど。

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ストーリー

青年獣医リップ(ジョン・アルドリッチ)は、友人のウェルナー警部(ウーゴ・ボローニャ)からの電話で寝入りばなを起こされた。車でデート中の若い男女の惨殺死体が発見されたというのだ。事件現場に急行したリップは、目を覆うばかりの凄惨な死体に愕然とする。その場から調査用サンプルを採取し、リップは動物園内の研究所に向かった。到着した時、動物園は異様な雰囲気に包まれていた。コントロール・ルームに駆けつけたリップは、動物園を管理する最新鋭のコンピューターが故障しているのに気付く。園内をチェックすると、全ての檻から動物たちは消えていた。その頃、街には千頭を越す猛獣たちが出没し、交通機関を麻痺させただけでなく、次々に市民を襲い始めた。大人たちが子供たちを安全な場所に避難させている頃、猛獣たちが動物園内でエンジェルダストという薬物を、飲料水を通して摂取した事実が明らかになる。エンジェルダストとは、筋肉の力を90倍にさせ、凶暴性を昂める薬物なのだ。しかし、薬が効く時間は限られており、それが過ぎると猛獣たちは元の状態に戻るという。大人たちは胸をなでおろし、避難させていた子供たちのもとへと向かった。次々と到着する大人たちは子供たちが手に手にナイフなど兇器を持ち、興奮状態であるのに気付く。水飲み場の水が、エンジェルダストに汚染されていたのだ。後退りする大人たちに、目を異様に輝かせた子供たちが襲いかかる。果てしない狂気の世界から、市民は脱出できずにいるのだった。

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作品データ

原題
Wild Beasts
製作年
1983年
製作国
イタリア
配給
東宝東和
初公開日
1984年3月3日
製作会社
シュンバ・インターナショナル
ジャンル
パニック


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