危険を買う男:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
危険を買う男
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危険を買う男

1976年11月20日公開、アクション
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暗黒街に出没する一匹狼“殺しの仕掛人”が、政府高官の命を受けて、連続強盗殺人事件の犯人を追うアクション映画。監督は「潮騒」のフィリップ・ラブロ、脚本はラブロとジャック・ランツマン、撮影はジャン・パンゼル、音楽はミシェル・コロンビエが各々担当。出演はジャン・ポール・ベルモンド、ブリュノ・クレメール、ジャン・ネグローニ、パトリック・フィエリー、ジャン・ピエール・ジョリス、ビクトール・ガリビエなど。

ストーリー

“仕掛人”と呼ばれるその男(ジャン・ポール・ベルモンド)は、名前も素性も正体不明の一匹狼で、巨額の金で仕事を請負うプロである。この日もギャング組織同士の麻薬取引の現場に乗り込み、取引を妨害した。その後、雇い主のフランス政府高官(M・インホフ)とドゥメック刑事(ヴィクトール・ガリビエ)から新しい仕事の依頼を受けた。地中海にあるルカートの警察署長の汚職事実を挙げるように、とのことだった。これも彼は、見事な手ぎわで片づけた。次の仕事は、パリで、何も知らない不良少年を利用して強盗・殺人を続けている“タカ”と呼ばれている兇悪犯を逮捕することだった。男はまずタカが宝石強盗の時に利用した少年コスタ(パトリック・フィエリー)が収容されている刑務所に潜入した。そして男はコスタからタカについての情報を得た。彼の話によると、二年前、彼が泥酔していたところをタカに拾われたことがあり、ジュビジの塔近くにある隠れ家に連れてれていかれたというのである。しかも、タカの本職はスチュワードなのであった。この情報を得た男とコスタは刑務所脱獄計画を練った。この計画に一役買ったのが囚人ボスのサリセチ(ジャン・ピエール・ジョリス)。彼は自分が関わっている暗黒組織のボス、スピッツァー(ジャン・ネグローニ)を通して、仕掛人に指令するドゥメックから脱獄の手数料を出させ、脱獄させたのだ。ところが、スピッツァー一味が、仕掛人の正体を知ったことから、彼らは脱獄した二人を追跡した。だが、仕掛人とコスタは、ピッツァーの隠れ家に逆襲に打って出て、激しい銃撃戦を展開した。この間、コスタは単身、タカの家へ車を飛ばし、侵入した。そこでコスタは、タカが盗んだ現金や宝石類を発見したが、見つかり射殺された。上空一万メートル。スチュワードとしてのタカが、ファーストクラスの客に呼ばれた。そこには仕掛人がいた。二人の激しい格闘の末、タカは遂に逮捕されたのだった。

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作品データ

原題
L'Alpagueur
映倫区分
G
製作年
1976年
製作国
フランス
配給
東宝東和
初公開日
1976年11月20日
製作会社
セリト・プロ
ジャンル
アクション


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