大西部無頼列伝:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
大西部無頼列伝
大西部無頼列伝
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大西部無頼列伝

1971年10月16日公開、西部劇
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ねずみ小僧マカロニ・ウエスタン版。製作はアルベルト・グリマルディ、監督・脚本は「西部悪人伝」のフランク・クレイマーことジャンフランコ・パロリーニ、撮影はサンドロ・マンコーリ、音楽はブルーノ・ニコライが各々担当。出演はユル・ブリンナー、ディーン・リード、ペドロ・サンチェス、ジェラード・ハーター、サル・ボージェス、フランコ・ファンタジア、ジャンニ・リッツォ、サルヴァトーレ・ビッラ、マッシモ・カロッチなど。日本語版監修は野中重雄。テクニカラー、テクニスコープ。

ストーリー

革命の嵐が渦巻くメキシコ。プロのバウンティ・ハンター、インディオ・ブラック(Y・ブリンナー)は全身黒ずくめ、稼いだ賞金は秘かに孤児院に寄附してしまう、という秘密をもった男である。メキシコ人弾圧のためオーストリア軍のスキンメル大佐(J・ハーター)とメッテルニッヒ少佐(A・グラドリ)は、メキシコ人に好意をみせるインディオ・ブラックを買収したが、インディオは一方で革命軍にも通じていた。これを嗅ぎつけたのがケチなこそ泥のバランタイン(D・リード)、インディオに取り入り一口乗っかると、早速肖像画家に化けてスキンメルに近づきオーストリア軍資金の輸送計画を聞き出し強奪計画はうまくいった。意外にも簡単に政府側は降伏し、革命資金は不要とばかり、インディオ、エスクドー(P・サンチェス)、バランタインの三人が山分けしようとすると敵もさるもの袋の中は砂にすり変っている。早速張本人のスキンメル大佐らを倒したが、バランタインは敵弾を受けエスクドーに金の隠し場を教えて息絶えた。しかし、砂金入りの酒樽をつみ込んだ馬車はいつの間にか消えうせていた。インディオ・ブラックはピンと来た。エスクドーをせきたて、テキサス国境に向った。国境の橋へと疾走する馬車の酒樽に狙いを定め、ライフルを次々と射ち込んだ。国境の橋を渡り切って勝ち誇ったように馬車から下り立ったエクスドーは空の酒樽を見て、すっかりショゲかえった。自ら爆破した橋はまだ、音をたてて崩れ落ちていた。

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作品データ

原題
Indio Black
製作年
1971年
製作国
イタリア
配給
ユナイト
初公開日
1971年10月16日
製作会社
PEAプロ
ジャンル
西部劇


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