ドラキュラ’72:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ドラキュラ’72
ドラキュラ’72
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ドラキュラ’72

1972年7月12日公開
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最新流行の衣裳をまとったドラキュラを登場させての吸血鬼もの。製作はマイケル・カレラスとジョセフィン・ダグラス、監督はアラン・ギブソン、脚本はドン・ホートン、音楽はマイケル・ヴィッカーズ、撮影はディック・ブッシュ、編集はジェームズ・ニーズが各々担当。出演はクリストファー・リー、ピーター・カッシング、ステファニー・ビーチャム、マイケル・コールス、クリストファー・ニーメ、ウィリアム・エリスなど。

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ストーリー

一八七二年のロンドンで、ドラキュラ伯爵は、宿敵バン・ヘルシングと戦い、共に命を落したが、灰となった伯爵の遺骸から、かろうじてメダルと指輪を救いだしたのは、彼の最初の弟子アルカードだった。それから約百年が経過した現在のロンドン。チェルシーで開かれたロックンロールのパーティに若者たちが集まった。ジェシカ(S・ビーチャム)もその一人だ。ドラキュラの弟子、アルカードの子孫ジョニー・アルカード(C・ニーメ)の顔も見えた。“悪魔とデートしてみないか”というジョニーの提案で、一同はセント・バートロフ教会へいき、悪霊たちを呼び戻すための儀式に立ちあった。ドラキュラ伯爵(C・リー)が呼び戻される前に若者たちは逃げ去ったが古くから伝わる儀式によって、再びこの世に君臨することになったドラキュラは、最初の犠牲者としてローラ(C・マンロー)を指命した。彼女の死によってマレー警部(M・コールス)とピアソン刑事部長(D・アンドルース)が駈けつけた。この話を聞いたバン・ヘルシング教授(P・カッシング)は犯人は吸血鬼だと主張したが、二人は信じなかった。二人目の犠牲者が現われ、ドラキュラの狙いは、彼の宿敵の子孫ジェシカでなければならないことに気づいたヘルシング教授は、すでに吸血鬼になったボブに誘拐されたジェシカを助けるためにジョニーの家にいき、彼を殺した。しかし彼女が捕えられているのはバートロフ教会だった。教授はあやういところで、ドラキュラの魔手からジェシカを救った。ドラキュラの遺骸がみるみる腐り、ちぢまっていく。善が悪に勝ったのだ。ヘルシング教授は、二度とドラキュラが生き返らないように入念に始末した。

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作品データ

原題
Dracula A. D. 1972
製作年
1972年
製作国
イギリス
配給
ワーナー・ブラザース
初公開日
1972年7月12日
製作会社
ハマー・プロ


[c]キネマ旬報社