愛の爆笑:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
愛の爆笑
愛の爆笑
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愛の爆笑

1929年公開
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「クリスティナ」「殺人倶楽部」と同じくウィリアム・K・ハワード氏の作品で、ルロイ・クレメンス氏及びジョン・B・ハイマー氏の原作からダナ・バーネット女史が脚色し、「ハッピイ・デイス」ルシエン・アンドリオ氏とウォルター・スコット氏が撮影した「ラッキー・ボーイ」のジョージ・ジェッセル氏が主演し、「殺人街」「某重大事件」のライラ・リー嬢、「浮気発散」のデイヴィッド・ローリンス氏、ヘンリー・コルカー氏、ケネス・マッケンナ氏その他が助演している。

ストーリー

故国イタリアの軍隊へ入隊すべく友人のパスカーレが出発するという日、ルイジはささやかな送別の宴を張って慰めた。ルイジも故国へ帰るべく誘われたのであったが米国を愛する彼は帰る気になれなかった。ルイジは手風琴を弾くことが大変に好きだったのでパスカーレ送別の日にも余興としてそれを奏し、隣室の住人から苦情が出たほどであった。だがそれから数日後、ルイジは隣室にマルガリタという娘が住んでいるのを発見した。知り合いとなった2人の間に愛が芽生えた。だが貧乏だった彼等はすぐ結婚が出来なかった。所が故郷に残した父親重病の知らせが突然ルイジを驚ろかし彼は帰国を余儀なくされた。しかし彼の到着以前、父は此の世を去り彼が着いた時にはイタリアはドイツ・オーストリアとの戦いに全力を挙げていた。彼は国のために尽そうと出征を志願した。だが彼の出征軍隊全滅の報米国に伝わるや恋人マルガリタはルイジの戦死を信じてプライス医師と結婚してしまう。敵弾に眼を傷つけた彼が3年後、再び米国へ帰った時、彼は計らずもプライス医師の手術をうけた。ルイジの視力は元に復した。だがその感謝を述べに医師の宅を訪れた彼は人妻となったマルガリタを発見した。彼は己が恋を諦め寂しく恋人の幸福を祈って去らねばならなかった。

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作品データ

原題
Love Live and Laugh
製作年
1929年
製作国
アメリカ
配給
フォックス支社輸入
初公開日
1929年
製作会社
フォックス映画


[c]キネマ旬報社