わたしのお医者さま:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
わたしのお医者さま
わたしのお医者さま
-

わたしのお医者さま

1959年8月28日公開、コメディ
0
-
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

新米船医と美人歌手をめぐるコメディ。リチャード・ゴードンの原案をニコラス・フィップスとジョン・デイヴィスが共同で脚色し、「風は知らない」のラルフ・トーマスが監督、撮影は「二都物語」のアーネスト・スチュワード、音楽はブルース・モンゴメリー。出演は「風は知らない」のダーク・ボガード、「可愛い悪魔」のブリジット・バルドー、他にブレンダ・デ・バンジー、ジェームズ・ロバートソン・ジャスティス、モーリス・デナム、マイケル・メドウィン、ノエル・パーセル等。バルドーが主題歌『ジュ・ヌ・セ・パ』を歌っている。製作ベティ・E・ボックス。

ストーリー

学校を出たばかりの新米医者サイモン(ダーク・ボガード)は先輩の娘を嫁におしつけられかけて閉口した。とうとう音をあげたサイモンは、貨物船ロータス号の船医になった。船員には新米のヤブ医者とみくびられ、ホッグ船長はドラ声でガナリたて、虫歯から神経衰弱まで診察するこの職場は楽ではなかった。ロータス号が南米のベロス港に入った。サイモンは仲間と一緒に上陸し、キャバレーでシャンソン歌手ヘレン(ブリジット・バルドー)を見染めた。が、ハメをはずしすぎて、その晩は豚箱泊りという始末。故国めざして帰航の途についたロータス号に、二人の船客が乗って来た。ヘレンと船会社専務の娘ミュリエルだった。女嫌いのホッグ船長は大むくれ、美人のヘレンに男ばかりの船内はどうやら荒模様。三十娘のミュリエルはホッグ船長の尻ばかり追いかけ、彼を悩ませた。ある日、船員の一人が盲腸になった。内科医のサイモンは、どうやら手術に成功した。今まで青二才と馬鹿にしていた船員たちも、彼を信頼するようになった。しかし、彼にとって一番うれしかったのはヘレンの賞讃だった。やがて二人の間には恋が芽ばえた。お医者とキャバレーの歌手という別世界の二人の前途は多難だった。一方、ホッグ船長はミュリエルの執拗さにたじたじだった。あげくの果てに酒を飲みすぎ、ウップン晴しに避難訓練をやって船内を驚かせた。おまけに階段から落ちて足を折った。ミュリエルの献身的な看護に、彼もしだいに軟化した。ロータス号がロンドンに着いた。船医をつづけるサイモンとヘレンの悲しい別れ。ひとり淋しく去って行くヘレン。その時、次の目的地での歌手に採用するという通知が、ヘレンのもとに届いた。喜びあうヘレンとサイモンは、かたくかたく抱きあうのだった。

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

原題
Doctor at Sea
製作年
1955年
製作国
イギリス
配給
東急=大和フィルム
初公開日
1959年8月28日
製作会社
アーサー・ランク
ジャンル
コメディ


[c]キネマ旬報社