素晴らしき恋人たち:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
素晴らしき恋人たち
素晴らしき恋人たち
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素晴らしき恋人たち

1962年1月27日公開、恋愛
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昔から知られたフランスのラブ・ロマンスのうちから四つをとり上げ、映画化したオムニバス映画。フランス・ローシェの脚本にもとずいて、マルセル・アシャール、ミシェル・オーディアール、フランソワーズ・ジルー、パスカル・ジャルダン、ジャック・プレヴェールの五人が台詞を書き、「お嬢さん、お手やわらかに!」のミシェル・ボワロンが演出した。撮影はロベール・ルフェーヴル、音楽はモーリス・ジャールの担当。出演者はアラン・ドロン、ブリジット・バルドー、マリー・ラフォレ、ジャン・ポール・ベルモンド、ジャン・クロード・ブリアリ、ダニー・ロバン、シモーヌ・シニョレ、アニー・ジラルド、エドウイジ・フィエールなど。

ストーリー

〔第一話・ローザン公〕ベルサイユ官廷で開かれたトランプ遊びの会で、若くて美男のローザン公(ジャン・ポール・ベルモンド)はモナコ公夫人(ダニー・ロバン)を見て心を奪われるが、ルイ王も少からず彼女に食指を動かしている。夫人をめぐり、王とローザン公の恋の手管合戦がくりひろげられるがやはり、ローザン公の方が一枚上手。みごとに、夫人を射とめてしまう……。 〔第二話・ジェニー〕ジェニー・ドラクール(シモーヌ・シニョレ)はいまは年下の男ルネ・ド・ラ・ローシェ(ピエール・ヴァネック)の愛をつなぎとめるに懸命。若くて人気のある彼を永遠に自分のものにしておくために盲目にしてしまおうと計画、出入りの香水屋を使って硫酸をかけてしまう。彼女の計画は成功したわけだが、担当の警部マッソーの辛抱強い捜査は、ついに彼女の犯行をあばいてしまう……。 〔第三話・デュシェーヌ〕美貌と若さで昇り坂の女優デュシェーヌ(アニー・ジラルド)は「ベレニス」の舞台で大成功をおさめる。心安らかでないベテラン女優ロークール(エドウイジ・フィエール)は彼女を陥し入れようと懸命、十八歳のジョルジュ(マリー・ラフォレ)を新しく「ベレニス」女優に仕立て上げ、その成功でデュシェーヌの人気を奪おうとする。この計画は図に当ったものの、ジョルジュの人気で二人は凋落、同時に恋人まで、奪われてしまう。 〔第四話・アニェス〕ババリア王国の王子アルベール(アラン・ドロン)は平民の娘(ブリジット・バルドー)と知り合い愛し合う。父親の反対をおしきって、二人は親友トリンク(ジャン・クロード・ブリアリ)の手びきでそっと結婚式を上げてしまう。父王は親子の緑を切ると声明、別に継承者を立てる。ここに肉親同志の戦いがはじまる。やがて、アニェスは国王の手にとらえられ、魔女として死刑にされることになる。川に投げこまれた彼女は救いに来たアルベールともども若い生命を無残に散らす。

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作品データ

原題
Les Amours Celebres
製作年
1961年
製作国
フランス
配給
日本ヘラルド映画
初公開日
1962年1月27日
製作会社
ユニデックス
ジャンル
恋愛


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