カミカゼ(1961):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
カミカゼ(1961)
カミカゼ(1961)
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カミカゼ(1961)

1962年9月4日公開、ドキュメンタリー/戦争
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太平洋戦争における日本軍の足跡を、神風特攻隊という観点からとらえながら、戦争否定を訴える記録映画。ペリー・ウォルフの脚本によって、アンリ・ディアマン・ベルジェ監督が、フランソワズ・ディオの協力を得て編集に当ったもの。音楽はノルマン・デロ・ジョイオ。日本語版の監修には大方弘男が当たり、アナウンスは川野昌宏の担当。映画はまず、一九四一年十二月のハワイ真珠湾奇襲攻撃からはじまる。日本軍の一方的勝利。アジアを制圧、インド洋東部までも進撃する。降伏を知らない日本人。日本は軍国主義一色にぬりつぶされる。勝利を過信する軍部。一方、アメリカは戦時体制にきりかえ、反撃を開始する。ミッドウェイさんご海海戦における日本軍の敗北。やがて、日本はB29の空襲にさらされる。焦土と化してゆく日本本土。ついに日本人はカミカゼという独特の戦術をあみ出してゆく。天皇の名の下に行なわれる自殺行為。そのもっとも激しかったのは沖縄の戦いである。八十二日間、日本はカミカゼをもって、敵を攻撃し、一、九〇〇名もの若者が死をえらんだ。しかし、ヒロシマを襲った一発の原爆は、八万の死者と八万の負傷者を出し、彼らの抵抗を停止させた。戦争は終った。が、人類は、自分たちの発明した自殺兵器を今なお持っている。

ストーリー

※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。

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作品データ

原題
Kamikaze --de Pearl Harbour a Hiroshima
製作年
1961年
製作国
フランス
配給
新外映
初公開日
1962年9月4日
製作会社
フィルム・ダール
ジャンル
ドキュメンタリー戦争


[c]キネマ旬報社