ひとりローマと戦う:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ひとりローマと戦う
ひとりローマと戦う
-

ひとりローマと戦う

1963年7月5日公開、歴史
0
-
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

エンニオ・マンチーニ、ジャンニ・アストルフィ、ガスタード・グリーンの三人の脚本を、新人ハーバート・ワイスが監督した古代スペクタクル。撮影は「あなたも私もキスする」のシルヴァーノ・イッポリティ、音楽はアルマンド・トロバヨーリ。出演者は「黄金の矢」のロッサナ・ポデスタ、「ローマの奴隷市場」のジェフリーズ・ラング、「穴」のフィリップ・ルロワ、ガブリエレ・ティンティなど。イーストマンカラー・トータルスコープ。

ストーリー

紀元一世紀末、ローマ帝国治下のイタリアに反乱が起り、名将スベトニウスはその鎮圧に向った。その間、権力に飢えていた部将シラはアンチゴネア市の長老サロンの邸を奪い、娘ファビオラ(ロッサナ・ポデスタ)も獲得しようとした。怒った恋人ノリ族の若い長ブレンノ(ジェフリーズ・ラング)と彼女の弟ゴルクはついにローマ軍に反抗し捕えられた。シラは考えた。ブレンノを殺すのは容易だ。が、彼を殺せばファビオラは自分になびかないだろう。そこでシラはブレンノを剣闘士にして闘技場で闘わせようとした。が、結果は逆だった。彼に勝てる者は誰もいなかった。ブレンノ処刑の報にファビオラは動転した。彼女にできるただ一つの手段、それはシラに体を提供しブレンノの命ごいをすることだ--。それを知ったブレンノはひとり唇をかみ、復讐を誓った。一方、ゴルクらは牢獄で暴動を起しブレンノを救出した。が、大半は死に、ブレンノは重傷を負って森の羊飼小屋に隠れた。ある夜、こっそりファビオラがたずねて来たが、二人はまたも捕えられてしまった。一方、シラの乱行を知ったスベトニウスは急いでアンチゴネアに帰還した。その翌日、スベトニウス帰還を祝う大剣闘大会が開かれた。正面にスベトニウス、並んでシラとファビオラ。闘技場の真中にブレンノ。二台の戦車がブレンノ目がけて走り出した。その車には鋭い刃が輝いている。が、彼は戦車を転覆させた。そしてブレンノとシラの凄絶な決闘が始まった。死闘数分--ついにブレンノは勝った。思わず走りよるファビオラ。スベトニウスの恩赦を許す声を耳に、二人はいつまでも抱き合うのだった。

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

原題
Solo Contro Roma
製作年
1962年
製作国
イタリア
配給
東和
初公開日
1963年7月5日
製作会社
アトランティカ・プロ
ジャンル
歴史


[c]キネマ旬報社