地の果ての恋:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
地の果ての恋
地の果ての恋
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地の果ての恋

1963年9月15日公開、恋愛
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「大夜襲」のG・M・スコテーゼが監督した恋愛物。撮影はウンベルト・ペルッチイ、音楽をアルマンド・トロバヨーリと、各々イタリアのタレントが担当している。出演者は「青い海岸」のアントニオ・チファリエロ、「前進か死か」のファウスト・トッツィ「そこを動くな」のドミニク・ウィルムス、エグレ・マルティン、ニーノ・ペルセロなどのイタリア、アルゼンチン俳優が共演している。製作はアンジェロ・ファチェンナとG・M・スコテーゼの二人。フェラニアカラー・トータルスコープ。

ストーリー

南米の最南端にあるフェゴ島は、氷と雪に閉ざされた不毛の大地である。この地に富裕な牧羊家クラウディオ(ファウスト・トッツィ)がヨーロンパで結婚した若い花嫁フランソワーズ(ドミニク・ウィルムス)を伴って戻って来た。この美しい花嫁は人々の興味と妬みを一身に買ったが、特にクラウディオの情婦であったメシャー(エグレ・マルティン)の嫉妬は目にあまるものがあった。花聟花嫁の歓迎会の最中、冒険と放浪の生活を送る大胆な若者ワルテル(アントニオ・チファリエロ)が顔をみせ一目でフランソワーズの虜となり若い情熱を傾けた。フランソワーズもこの大胆な若者に内心惹かれるものがあった。一方ワルテルは二度とこの土地に戻らぬ決心で旅立ったが、フランソワーズへの慕情はたちがたく、島へ戻って来た。激しい恋に陥った二人に理性が重くのしかかった。再びワルテルは狐独な旅に出発した。フランソワーズも多忙の中でワルテルを忘れようとするのだった。そんなある日商用で街に行く夫の後を追って、無電で連絡するフランソワーズの声を聞いたワルテルは彼女への思慕をおさえきれず、フランソワーズと夫の約束の場所へと急ぐのだった。思いがけないこの出会いに激情した二人は、小舟で国境近くへ逃げようとした。その前に一足遅れて来たクラウディオとメシャーが銃をかまえてたちふさがった。勝利に酔うメシャーの手でひかれた一弾がワルテルを傷つけた。助けようとするフランソワーズ、国境を越えるよう命ずるワルテル、この二人の姿を見たクラウディオの目に憎しみはきえ、銃は静かに下げられた。

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作品データ

原題
Ovesto Amore ai Confini del Mondo
製作年
1962年
製作国
イタリア アルゼンチン
配給
松竹映配
初公開日
1963年9月15日
製作会社
イタルカリベ=マウストル
ジャンル
恋愛


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