女と男のいる舗道:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
女と男のいる舗道
女と男のいる舗道
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女と男のいる舗道

1963年11月19日公開
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「勝手にしやがれ」「女は女である」のジャン・リュック・ゴダールの演出した社会風俗ドラマ。マルセル・サコットのドキュメント「売春婦のいる場所」からゴダール自身が脚色したもの。撮影は「ピアニストを撃て」のラウール・クタール、音楽は「エヴァの匂い」「5時から7時までのクレオ」のミシェル・ルグランが担当した。出演者は「5時から7時までのクレオ」「シエラザード」のアンナ・カリーナ、サディ・ルボット、G・シュランベルゲル、アンドレ・ラバルトなど。ミシェル・ルグランの没後1年&生誕88年特別企画として、デジタル・リマスター版 特集上映「ミシェル・ルグランとヌーヴェルヴァーグの監督たち Hommage à Michel LEGRAND」にて、2020年2月21日(金)から「女と男のいる舗道 4Kデジタル・リマスター版」を上映。

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ストーリー

パリのあるカフェ。ナナ(アンナ・カリーナ)は別れた夫と疲れきった人生を語りあっている。現在の報告をしあって別れる。夢も希望もない。ナナはそんなある日、舗道で男に誘われ、体を与えてその代償を得た。そして彼女は古い女友達イヴェット(G・シュランベルゲル)に会う。彼女は街の女達に客を紹介してはピンはねする商売の女だ。ナナは完全な売春婦になった。ラウール(サディ・ルボット)というヒモも出来た。ナナは見知らぬ男と寝て、彼等から金をもらう。無意識に、無感情に--その金はラウールの手に渡っていた。ある居酒屋でダンスをしていたナナの眼に、玉突きをしている一人の青年の姿がうつった。彼女のもの憂げな眼がかすかに動いた。ナナの心に、女の感情が小さく灯った。ナナは青年を愛し始める。ラウールとは別れよう……だが、彼はナナの心の動きをみるや、彼女を他の売春業者へ売りとばしてしまった。しかし、その取引きの現場で間違いが起った。相手の出した金は約束の金額には不足していたのだ。ラウールはナナを連れて帰ろうとしたが、相手のヤクザが射った拳銃の弾丸はナナの胸にあたった。ラウールはそのまま逃走した。射ったヤクザ達の車もギアを入れた。……その冷たい舗道にナナは「生きたい!」と叫んで死んだ。

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作品データ

原題
Vivre Sa Vie
製作年
1962年
製作国
フランス
配給
ヘラルド
初公開日
1963年11月19日
製作会社
プレイアード・フィルム


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