新・泥棒株式会社:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
新・泥棒株式会社
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新・泥棒株式会社

1964年1月15日公開、コメディ
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犯罪喜劇「泥棒株式会社」の姉妹編、「汚れた手には法の救済がない」というタイヘンなテーマ。原作はレイ・ガルトン、アラン・シンプソン、ジョン・アントロバスの三人が書き、「泥棒株式会社」のジョン・ワレン、レン・ヒースが共同で脚本を書いた。監督はテレビのクリフ・オーウェン、撮影を「三十九階段」のアーネスト・スチュワード、音楽は「狙われた男(1960)」のリチャード・ベネットがそれぞれ担当した。出演者は、前作にひきつづきピーター・セラーズ、ライオネル・ジェフリーズ、バーナード・クリビンズ、他にビル・カー、グラハム・スターク、デイヴィー・ケイ、「紳士同盟」のナネット・ニューマンら。

ストーリー

ロンドン一の泥棒の親分パーリー(ピーター・セラーズ)は、高級婦人服店を装いながら、泥棒事業も順調な成績を修めていた。ところが、オーストラリアから出稼ぎにやって来た泥棒三人組が、警察に化けて、同業者の上前をはねるという知能犯を始めた。彼等はパーリーの情婦バレリー(ナネット・ニューマン)を通じて、泥棒計画を手に入れていたのである。間もなくその偽警官は本物の警察までおびやかし始め、全ロンドンの泥棒が加盟する「泥捧組合連合会」は、警視庁と手を組むことを決議、「合同捜査」と相成った。第一回の合同捜査は失敗、第二回は、パーリーに現金輸送車を襲わせ、偽警官をおびき寄せて一網打尽にしようと決った。「犯行」の当日、またしてもその罠を感づかれてしまったが、そうとは知らぬ警察とパーリー達はやっとのことで犯行劇を終り、五億円の札束はパーリーの車におさまった。その時である。突如パーリーの車は打合わせを無視して、一目散に逃げ出した。裏切りと知った「組合」の連中、偽刑事達、本物の刑事達は、一人占めにされては、と車を連ねて後を追う。かくて、パーリーの車は自家用機の待つ飛行場に来たが、追手も追いついて、敵味方別れて大乱斗、みんな警察姿だ。こうなったら目茶苦茶だ、一同が気がついたときには、パーカーと、いつの間に来たのかちゃっかり屋のバレリーを乗せた飛行機は一路南の楽園目指して飛び立っていた。

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作品データ

原題
The Wrong Arm of Law
製作年
1962年
製作国
イギリス
配給
大映
初公開日
1964年1月15日
製作会社
ライオン・インターナショナル
ジャンル
コメディ


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