X27号絶体絶命:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
X27号絶体絶命
X27号絶体絶命
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X27号絶体絶命

1964年10月4日公開、サスペンス・ミステリー
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ミシェル・クザンとジャン・シャルル・デュドリュムが共同でシナリオを執筆、演出したスパイ・サスペンス。撮影はピエール・グーギャン、音楽は「かくも長き不在」のジョルジュ・ドルリューが担当した。出演は「他国者は殺せ」のジャン・マレー、「エル・シド」のジュヌヴィエーヴ・パージュ、「お嬢さん、お手やわらかに!」のノエル・ロックヴェール、ジャン・ギャラン、ラウール・ビルレーなど。

ストーリー

スタニスラス(ジャン・マレー)は、ある朝、パリのアパートのエレベーターで、美人の持つ絵の額縁を傷つけてしまい、早速それを修理して、その夜彼女を食事や踊りに誘った。別れるとき、彼は柄の似た、ポケットに木の人形の入った他人の外套を着ていた。相手はすぐ分った。その男が感謝のしるしに一杯奢ろうといったが、浴室で毒殺されてしまった。調べを待つスタニスラスは正体不明の男達に誘拐されるが辛うじて脱出した。家に帰った彼は、張込みの警官に逮捕されるが、すぐ諜報部の大佐に釈放された。そして、殺された男がスパイであったことを聞いた。スタニスラスは前夜の女を探しだし、彼女、ウルズラ(ジュヌヴィエーヴ・パージュ)のアパートに泊った。夜、彼の部屋に忍んだ他の若い女が殺された。彼は容疑者としてまた逮捕されたが、再び大佐が釈放してくれた。大佐は、一連の事件のスパイ団の暗躍を説明して、彼の協力を求めた。郊外に一室を与えられ、諜報部の一員X27号として働くことになった。敵は例の木彫人形の中にあるフィルムを狙っている。仏諜報部は中味だけは既に奪回していたが、敵の首領を確認する目的で、取引に応じようと持ちかけ、スタニスラスが約束の場所に行ったとき、変装して来ていた仲間が刺されており、彼も命からがら逃げた。その諜報部員は「……の階段」と呟いて息絶えた。その後ラジオから流れるオペラの中継放送を聞いて思いあたることがあった。敵の首領の隠れ家でも同じ声が聞えたのだ。そのオペラが「火の階段」とわかると、すぐ劇場へ急行した。果して首領がいた。歌手はその愛人だった。スタニスラスは首領を捕え、手下も大佐たちの手で逮捕された。彼らの自供でスタニスラスの車に時限爆弾をしかけたという。しかも、ウルズラに貸したばかり、放送や警察力を動員して捜査し、スタニスラスは軽飛行機を駆って彼女の救出に成功した……。

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作品データ

原題
L'Honarable Stanislas Agent Secret
製作年
1963年
製作国
フランス イタリア
配給
ヘラルド
初公開日
1964年10月4日
製作会社
リコルヌ・フィルム=イタルガマ
ジャンル
サスペンス・ミステリー


[c]キネマ旬報社