風雲のバビロン:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
風雲のバビロン
風雲のバビロン
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風雲のバビロン

1955年10月7日公開
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サイレント映画時代からの監督、カルロ・L・ブラガリアが監督、「女の獄舎」のガボール・ポガニーが撮影を担当した。主なる出演者は「ミズリー大平原」のロンダ・フレミング、「野女ヤスカラ」のリカルド・モンタルバン、「剣侠と美女」のロルダーノ・ルピなど。

ストーリー

アッシリアの森に住む娘セミラミス(ロンダ・フレミング)はバビロン王アシュール(ロルダーノ・ルピ)の兵士に追われる若い酋長アマール(リカルド・モンタルバン)を救い洞穴の中にかくまった。そのうちに二人の間には愛情が芽生えた。しかし、セミラミスはアマールの逃亡を助けたかどで捕われバビロンに連行された。王は彼女の魅力にうたれ罪を許して後宮に入れ愛妾の一人とした。アマールはセミラミスを忘れ得ず王宮に忍びこんで彼女に会いに来た。セミラミスも再会を喜び改めて逢う為に場所を決めた。ところが約束の夜王の酒宴の席に侍らなければならなくなったセミラミスは違約の旨をアマールに伝える使者として王のかつての愛妾リジア(タマーラ・リース)を選んだがリジアの裏切によりアマールは囚われの身となってしまった。セミラミスに全く心を奪われた王は彼女を正式の妃とする決心を披露した。セミラミスは受諾条件として囚人の放免を願った。彼女のアマールに対する気持を嫉妬した王は放免は鰐と闘って勝った者のみに限るという条件で承知した。円型闘技場の池でアマールは観衆を前にし大鰐と死闘して遂にこれを倒したが王は彼を砂漠の寺院建立の労役に向わせた。その夜牢獄にアマールを訪れたセミラミスは彼に変らざる己の心を語った。アマールの誤解も解けた。王のもとに戻ったセミラミスは王が何者かに殺されているのを知った。バビロンには政変が起こり、セミラミスは王暗殺の寃罪をきせられ火刑にされようとした。今は改心したリジアの報でそれを知った砂漠のアマールは囚人の一隊を率いて救援にかけつけて来た。乱闘の後奸臣達は亡び王宮には平和が立帰った。アマールは女王の椅子についたセミラミスを万感こめたまなざしで見つめるのであった。

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作品データ

原題
Semiramis, Esclave et Reine
製作年
1954年
製作国
イタリア
配給
映配
初公開日
1955年10月7日
製作会社
パンテオン・プラト・フィルム


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