愛情は深い海のごとく(1955):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
愛情は深い海のごとく(1955)
愛情は深い海のごとく(1955)
-

愛情は深い海のごとく(1955)

1955年10月29日公開、99分、恋愛
0
-
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

「彩られし幻想曲」のテレンス・ラティガンが自作の舞台劇を自身で脚色、「想い出」のアナトール・リトヴァクが監督、「ホブスンの婿選び」のジャック・ヒルドヤードが撮影、「完全なる良人」のマルコム・アーノルドが作曲を担当した。主なる出演者は「欲望という名の電車」のヴィヴィアン・リー、「裸の島」のケネス・モア、「黒騎士」のエムリン・ウィリアムズ、「砂漠の決闘」のエリック・ポートマン、「愛の物語」のモイラ・リスターなど。

ストーリー

ガスの栓を開け放しにしたうえ多量の睡眠剤を嚥んだヘスター(ヴィヴィアン・リー)は、同宿の人々の手で意識を回復した。彼女はこの部屋にフレッディ(ケネス・モア)と住んでいるが、彼は泊りがけてゴルフに出かけて留守だった。誰か身寄りを呼ぶ段になって、下宿屋の女主人エルトン夫人(ダンディ・ニコラス)は二人が正式の夫婦でないことを明らかにした。有名な判事ウィリアム・コリヤー卿(エムリン・ウィリアムズ)の妻として、何の不足もなく暮らしてきたヘスターは、一年まえのある日フレッディに逢った瞬間からその運命が大きく転換したのである。戦時中は空軍の勇士と謳われた彼も、軍服を脱げば軽薄で無教育な青年に過ぎなかったが、ヘスターはウィリアム卿のもとを飛び出して、フレッディと同棲を始めた。彼女はすべてを捧げて熱愛した。ところが彼は何一つ酬いることを知らない無気力な男にすぎず、挙句の果てが今度の自殺騒ぎだった。やがてゴルフから帰ってきたフレッディは、彼女の誕生日を忘れたから死ぬのだというヘスターの遺書を読んで、世間知らずな彼女の独占慾を不愉快に思い、下宿を飛び出してヤケ酒をあおり続けた。一方、再度の自殺を怖れたウィリアム卿はヘスターを自宅に連れ戻るが、彼女はそれを振り切って下宿へ帰った。その夜おそく姿を現わしたフレッディは、旅に出るといって荷ごしらえにかかった。そういえばヘスターが縋りついてとめるものと当てにしていたのだが、彼の虫のいい思惑は見事にはずれてしまった。

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

原題
The Deep Blue Sea
製作年
1955年
製作国
イギリス
配給
東和
初公開日
1955年10月29日
上映時間
99分
製作会社
ロンドン・フィルム
ジャンル
恋愛


[c]キネマ旬報社