小間使の日記(1964):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
小間使の日記(1964)
小間使の日記(1964)
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小間使の日記(1964)

1966年4月12日公開、101分
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オクタヴ・ミルボーの原作をジャン・クロード・カリエールの協力を得て「ビリディアナ」のルイス・ブニュエルが脚色、自ら監督した人間ドラマ。撮影は、「フランス式十戒」のロジェ・フェルーが担当した。出演は「マタ・ハリ(1965)」のジャンヌ・モロー、「軽蔑」のミシェル・ピッコリ、「ダンケルク」のジョルジュ・ジェレ、「シベールの日曜日」のダニエル・イヴェルネル、「サレムの魔女」のフランソワーズ・リュガーニュ、ほかにジャン・オゼンヌなど。製作はセルジュ・シルベルマンとミシェル・サフラ。

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ストーリー

セレスチーヌ(ジャンヌ・モロー)はパリで侯爵夫人邸の小間使いをしていたが、都会が嫌になり田舎町のモンテイユウ家に奉公した。そこは家つき娘の夫人が実権を握り、夫(ミシェル・ピッコリ)は狩猟と女漁りの好きな田舎紳士、夫人の父親も婦人靴を異常に愛する癖があり、下男のジョゼフ(ジョルジュ・ジェレ)も変った性格の持ち主だった。セレスチーヌは老人の身の廻りの世話をすることになったが、早くもモンテイユウ氏が淫らな目を向けはじめ、老人も夜毎彼女に靴をはかせて楽しんでいた。隣家には退役大尉、モージェ氏が住んでいたが、両家の仲は大変悪い。ある日老人が急死、その日から近くに住む少女が行方不明になった。セレスチーヌは二つの出来事のために、パリへ帰ろうと決心した。駅で、警官らの話をなにげなく聞いた彼女は決心をかえてモンテイユウ家に引きかえした。犯行後六日目で死体が発見されたのだが、現場をジョセフが通っている。犯人は彼かもしれない、そう思ったのだ。彼女は証拠を握ろうと彼の部屋に忍びこみ、血のついたシャツを発見した。裁判所で話そうとしたが多忙な判事は会ってくれない。この上は彼自身に犯行を認めさせよう。そのためには彼と肉体的に結ばれれば、そう考えて彼のベッドに行った。婚約までして、彼女は自白させることに成功、ジョゼフは逮捕された。彼女に惹かれていたモージェは結婚を申しこんできた。大尉夫人としての生活は小間使いのセレスチーヌにとっては魅力。教会で式をあげた日、彼女はジョゼフが証拠不十分で釈放になったのを知った。何ヵ月か後、ジョゼフは別の女と結婚、セレスチーヌは大尉夫人として新しい生活を楽しんでいた。しかし、心の底ではこの単調な生活にも、失望を感じていた。

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作品データ

原題
Le Journal D'une Femme De Chambre
製作年
1964年
製作国
フランス イタリア
配給
ATG
初公開日
1966年4月12日
上映時間
101分
製作会社
スペヴァ・フィルム=シネ・アリアンス=フィルムソノール=フィルム・プロ


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