帰って来たガンマン:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
帰って来たガンマン
帰って来たガンマン
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帰って来たガンマン

1967年3月25日公開、西部劇
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ディーン・クレイグの脚本を「目をさまして殺せ」のカルロ・リッツアーニが監督したイタリア西部劇。撮影はトニ・セッチ、音楽は「タ陽のガンマン」のエンニオ・モリコーネが担当した。出演は「地上最大の脱出作戦」のトーマス・ハンター、「二人の殺し屋」のヘンリー・シルヴァのほかダン・デュリエ、ニコレッタ・マキャヴェッリ、ナンド・ガッツォーロなど。製作は「さすらいのガンマン」のディノ・デ・ラウレンティス。テクニカラー、テクニスコープ。

ストーリー

南北戦争終結のどさくさにまぎれて公金をそっくり盗んだ南軍の若い兵士二人が騎兵隊に追いつめられ、ひとりが金を持って逃げ、残ったひとりが五年の刑に服した。ジェリー・ブリュースター(T・ハンター)が出獄してみるとケン・シーガル(N・ガッツォーロ)は大金特となり、ジェリーの家族の面倒をみる約束はどこへやら、殺し屋を雇って暴虐のかぎりをつくしていた。妻はすでになく息子も行方不明であった。ジェリーの出獄を知ったケンは殺し屋のリーダー、メンデス(H・シルバ)にジェリー暗殺を命じた。だが彼は危機一髪で素性の知れぬ男ゲッツ(D・デュリエ)に救われた。別れにのぞんだゲッツはジェリーの右腕の入墨を所望し、彼を殺した証拠にしたいと申し出た。他人になりすましたジェリーは、ケン支配下の町に乗り込んで、ケンに損害を与えたが、メンデス一味に追いつめられて捕えられてしまった。ケンの牧場へ彼を連れ帰る連中の中にはゲッツもいた。傷を負っていたジェリーはケンに気づかれずに、ケンの妹メリー・アン(N・マキャヴェッリ)の看護で回復すると、彼の腕を見込んだメンデスに雇われることになった。そして町を襲撃した時彼は思いがけなく息子のティムを発見したが父親と名乗るすべもなかった。町を撃破し勝利の酒に酔うケンの牧場で、ジェリーは目ざす復讐の相手ケンと顔をあわせた。ケンはメンデスにすぐジュリーを殺せと命じたが、ジェリーはゲッツの機転で辛うじてその場を脱した。決闘の場はケン牧場であった。弾丸の雨が降りやむと、ケンもメンデスも一敗地にまみれていた。そこで初めてゲッツは自分が政府の秘密諜報部員で、金を追跡していたことを告げ、ジェリーを町の保安官に任ずるとケンの首にかかっていた賞金を与えた。

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作品データ

原題
The Hills Run Red
製作年
1966年
製作国
イタリア
配給
UA
初公開日
1967年3月25日
製作会社
ディノ・デ・ラウレンティス・プロ
ジャンル
西部劇


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