続・荒野の1ドル銀貨:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
続・荒野の1ドル銀貨
続・荒野の1ドル銀貨
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続・荒野の1ドル銀貨

1967年6月10日公開、95分、西部劇
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「タイタンの逆襲」の監督ドゥッチョ・テッサリとフェルナンド・ディ・レオの共同脚色を、ドゥッチョ・テッサリが監督したイタリア製西部劇。撮影はフランシスコ・マリン、音楽は「夕陽のガンマン」のエンニオ・モリコーネが担当。出演は「荒野の1ドル銀貨」のモンゴメリー・ウッド(ジュリアーノ・ジェンマ)、新人ロレーラ・デ・ルーカ、「さすらいの一匹狼」のジョージ・マーティンほか。製作はアルベルト・パリエーゼとルチアーノ・エルコリ。イーストマンカラー、テクノスタンパ。

ストーリー

南北戦争が終って二カ月後のある日、広漠とした荒野を馬に乗った一人の男が帰って来た。男は北軍の青年大尉モンゴメリー・ブラウン、またの名をリンゴ(モンゴメリー・ウッド)という早射ちのガン・ファィターであった。生れ故郷に着いてみると、土地の様子がすっかり変ってしまっているのに驚いた。それというのも、このミンブルスを流れる川から砂金が発見されて以来、パコ(G・マーチン)を首領とする悪らつなメキシコ人の一味が居据り農民や町民を苦しめていたからだった。その上さらに、リンゴの最愛の妻ハリー(L・D・ルーカ)がパコの女になっているという噂であった。リンゴはパコばかりでなく自分を裏切った妻をも殺してしまおうと心を決めた。彼は自分が帰って来たことを知られないために、変装して町へ出た。その姿は誰が見てもインディアンの混血男であった。町は荒れ果て、無気味な風が吹きぬけていた。ある朝、騎兵隊が棺桶を運んで来た。なんとこれにはリンゴの死体が収めてあった。町の人たちはリンゴに託していた最後の望みを断たれたことを知り沈んだ。リンゴはある夜、かつての自分の邸宅に忍び込んだ。ベッドには少女が寝ていた。そこへハリーが入ってきてリンゴと顔を見合わせた。だがリンゴは突然現われたパコに、たちまち捕えられリンチを受ける破目になった。拳銃を持つ手にナイフを突き刺され、最早右手は使いものにならなくなった。失意のリンゴのもとへ花を買うふりをしてハリーが忍んで来た。そうして今もリンゴを愛していること、寝ていた少女は彼が出征して数カ月後に生れた娘だと告げた。ハリーはパコとの結婚式が数日後に迫っているから一刻も早く助けてくれと頼んで去った。リンゴは左手で拳銃を射つ訓練を始める一方、町の人々の協力を得ることに成功した。結婚式の当日、左手に銃を持ったリンゴがパコの前に立ちふさがった。壮烈な戦いが開始された。そしてリンゴはついにパコとその一味を打ち破った。

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作品データ

原題
Il ritorno di Ringo
製作年
1966年
製作国
イタリア
配給
東京第一フィルム
初公開日
1967年6月10日
上映時間
95分
製作会社
P・C・M・プロ
ジャンル
西部劇


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