血斗のジャンゴ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
血斗のジャンゴ
血斗のジャンゴ
-

血斗のジャンゴ

1968年11月12日公開、西部劇
0
-
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

「必殺の歓び」のセルジオ・ソリーマが監督したイタリア製西部劇で、脚本は、やはり同作品でコンビを組んだ、セルジオ・ドナーティとソリーマ自身との共同執筆である。撮影はラファエル・パケコ、音楽は名匠エンニオ・モリコーネが担当した。出演は「悪い奴ほど手が白い」のジャン・マリア・ヴォロンテ、「情無用のジャンゴ」のトマス・ミリアン、「夕陽の墓場」のウィリアム・バーガー、「必殺の歓び」のジャンニ・リッツォ、新進のグラマー女優リディア・アルフォンシなど。製作は、「続・夕陽のガンマン 地獄の決斗」のアルベルト・グリマルディ。テクニカラー、テクニスコープ。

ストーリー

時は一八七〇年。ニューイングランドで教鞭をとっていた若い大学教授ブレッド(G・M・ヴォロンテ)は療養のためテキサスへやってきた。ある日、彼はジャンゴ(T・ミリアン)と名のる流れ者と知りあった。一人は病身、一人は追われる身、二人とも死と直面しているためか、不思議と意気投合した。ブレッドにとって、ジャンゴの生き方は驚異であった。そしてある日、危機にひんしたジャンゴを助けるために、男を一人殺してしまった。この時からブレッドの生き方は変った。どうせ短い生命なら、ジャンゴのように無法に生きよう--。ところでかつてジャンゴは、人殺し集団として名高い「狼団」のボスだった。そして散り散りになった、仲間を集めて再建することを心にきめた。むろんブレッドも仲間入り。その頃、シリンゴという男が仲間入りを志願してきた。以前から「狼団」のことを口にして、ジャンゴのまわりをうろついていた男だ。だが、この男、実はシェリフだった。一味が銀行襲撃の日、彼の指図でやってきた軍隊のためジャンゴは逮捕された。同じ監獄に、元「狼団」のザガリがいた。ザガリはシリンゴの言う通り「狼団」全滅のため力をかすことにした。この頃「狼団」のボスはブレットになっていた。そしてジャンゴは脱走。このときすでに「狼団」はジャンゴとブレッドの二人きり。ザガリとシリンゴが追ってくる。この二人はジャンゴの件で対決、ザガリは殺された。広い砂漠のただ中に三人。ブレッドとシリンゴが対決したとき、ジャンゴがひき金をひいた。ブレッドは即死、シリンゴは脚を射たれた。そして、やっと起きあがったシリンゴは、ザガリの死体の顔をめった射ちし、この死体をジャンゴの死体として軍隊へとどけよう--と言ってジャンゴを逃してやった。ジャンゴにも新しい人生が始まるかも知れない。

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

原題
Faccia a Faccia
製作年
1968年
製作国
イタリア スペイン
配給
大映第一フィルム
初公開日
1968年11月12日
製作会社
プロドュチオーニ・エウロッペ・アソチアーテ=アルトウロ・ゴンザレス・シネマトグラフィカ
ジャンル
西部劇


[c]キネマ旬報社