しのび逢い(1968):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
しのび逢い(1968)
しのび逢い(1968)
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しのび逢い(1968)

1968年公開
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リー・ロングレイとヒュー・レナードのコンビによる脚本を、この作品がはじめてというケビン・ビリングトンが監督したメロドラマ、撮影は、ジェリー・フィッシャー、音楽はジョルジュ・ドルリューが担当している。出演は、「華氏451」のオスカー・ヴェルナー、新星バーバラ・フェリス、ヴァージニア・マスケル、ドナルド・サザーランド、アラン・ウェブなど。製作はデイヴィッド・ドイッチェ。

ストーリー

サリー(B・フェリス)とステファン(O・ウェルナー)は、何年かぶりで、あるパーティで偶然再会した。二人は、想い出の糸に引かれるように、二人がお互の愛を埋めつくしたことのある家へ足をむけた。過ぎ去った日々が、二人の胸には去来した。--その頃、サリーは、かけ出しの新聞記者で、ステファンは、今をときめく世界的な指揮者だった。サリーが始めてステファンにあったのは、インタビューで彼を訪れたときであった。その時、ステファンは病気ということになっていたが、サリーは彼の仕事ぶりを見てその病気説が嘘だったとスクープした。そのおかげで、ステファンは、仕事につけなくなってしまった。が、そんな彼を、妻のアントニア(V・マスケル)も、親友ローレンスもなぐさめてはくれなかった。ステファンはサリーに電話をかけ、二人は会った。幾度か会っているうちに、サリーは、音楽家らしい感情の豊かさを秘めているステファンにひかれていく自分を感じ、一方、ステファンは、音楽のない空虚な心を、サリーが満たしてくれるのを感じていた。二人は人目を気にすることのない美しい港町ライへ出かけ、ユリの咲きみだれる湖畔で、古い城の庭でそれぞれの愛をたしかめあい、自然に結ばれていった。しかし、そんな二人の愛にも破局は来た。妻のアントニアが、二人の仲を気づいた時、二人の、つかの間の、しかし激しく美しかった、間奏曲のような愛の楽章は終りを告げたのだった。--二人にとっては、なつかしい部屋。が、今そこにはあの時の愛を証すものは何もなくガランとしていた。ただ、二人の心には、かすめ去った激しい愛の想い出だけが、古いシミのように残っていた。

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作品データ

原題
Interlude
製作年
1968年
製作国
イギリス
配給
コロムビア
初公開日
1968年
製作会社
ドミノ・プロダクション


[c]キネマ旬報社