魔獣大陸:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
魔獣大陸
魔獣大陸
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魔獣大陸

1968年9月28日公開、ホラー/SF
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デニス・ホイートリーの小説『海図にない海』をマイケル・ナッシュが脚色、「炎の女」「恐竜100万年」を放ったマイケル・カレラスが製作・監督した恐怖と怪奇のSFアクション。撮影はポール・ビーソン、音楽はジェラード・シャーマンが担当した。出演はイギリスの舞台・TVの俳優で「女が愛情に渇くとき」に顔をみせていたエリツク・ポーター、「女と男のある限り」のヒルデガード・クネフ、「ハワイアン・パラダイス」のスザンナ・リー「密室」のトニー・バックレイほか。

ストーリー

貨物船カリタ号の船長ランセン(E・ポーター)は、一獲千金を夢みて危険物の不法輸送という仕事をうけおった。船はアフリカから南米のカラカスへと向った。ところで乗客は、過去に悪行をつんだ、いかがわしい人物ばかり。エバ(H・クネフ)は没落した独裁者の情婦で国を追放された女、ウェブスターは悪徳医師、その娘ユニティは不良少女、タイラーはアル中、ラテン人のリカルディは元独裁者の廻し者でエバの持っている大金を狙っている、という具合。航海を続けているうちに船は暴風雨警報を受けたので、一同、救命艇に乗って逃げ出した。数日間、海上を漂流したが、その間にアル中のタイラーは酒を切らして半狂乱、ウェブスターは海に落ち大ザメに食われてしまった。そして数日後、救命艇が本船にもどってみると、船は、あたりはびこる恐ろしい海草にかこまれて身動き出来なくなっていた。乗組員の一人が潜水服に身をかためて海にもぐり、プロペラにからみついた海草を切断しようとしたが、彼も海草にからまれて窒息死してしまった。海底は失われた大陸であった。突然、大クラゲが現われてユニティに襲いかかったり、リカルディを海のいけにえにした。やがて奇妙な人間たちが現われて海草の上を走りまわる。彼らは大昔この海域で遭難した旅行者や征服者や海賊たちの子孫であった。生き残った乗組員と乗客たちの間にはロマンスも生まれ、なかには失われた大陸の者と恋する乗客さえ現われた。だが危険は、ひっきりなしに襲いかかる。生存者たちは八方から襲いかかる怪物や化け物たちと血みどろの闘争を続け、やっとのことで活路を見いだすことが出来て、命からがら失われた大陸から逃れたのである。

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作品データ

原題
The Lost Continent
製作年
1967年
製作国
イギリス
配給
20世紀フォックス
初公開日
1968年9月28日
製作会社
ハマー・プロ
ジャンル
ホラーSF


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