マルキ・ド・サドのジュスティーヌ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
マルキ・ド・サドのジュスティーヌ
マルキ・ド・サドのジュスティーヌ
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マルキ・ド・サドのジュスティーヌ

1969年10月公開
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禁断の作家マルキ・ド・サドの原作『ジュスティーヌ、または美徳の不幸』の映画化。ジュスティーヌには「イタリア式 愛のテクニック」で初登場のロミナ・パワー、サディズム教の教主には「ゲバラ!」のジャック・パランス、サドには「群盗荒野を裂く」のクラウス・キンスキーが、扮している。共演は「ボディガード」のシルヴァ・コシナ、「キャサリン大帝」のエイキム・タミロフ、ローズマリー・デクスター、マーセデス・マッケンブリッジ、マリア・ローム等。監督は西独のジェス・フランコ。脚色はピーター・ウェルベック、撮影はマヌエル・メリノ、音楽はブルーノ・ニコライが担当。製作はハリー・アラン・タワーズ。

ストーリー

家の破産により、ジュリエット(M・ローム)とジュスティーヌ(R・パワー)の姉妹は、数奇な運命を歩むことになった。淫蕩な姉は娼家に身をとどめた。純真可憐な妹のジュスティーヌは宿屋に住込み、主人(A・タミロフ)にこき使われることになった。そしてある日、宝石盗難の罪をきせられた彼女は、死刑を宣告された。だが、刑務所の中で知りあった極悪女デュボワ(M・マッケンブリッジ)と脱獄に成功。デュボワの仲間の魔手を逃れたジュスティーヌは、画家のレイモン(H・ライプニッツ)に助けられた。その後の幸福な日々も警察の追手の為、長くは続かなかった。次に彼女が逃げ込んだのは、性倒錯者プレザック伯爵(ホルスト・フランク)の領地であった。そこでも彼女は、伯爵の妻(S・コシナ)殺害の罪をきせられ、殺人者の烙印をおされ、追放されてしまった。神の救いを求めて修道院に足を踏入れた彼女は、サディスト集団の教主アントニン(J・パランス)の餌食となってしまった。恍惚と苦痛の世界をさまよった彼女は再びレイモンに助けられた。しかし、とうとうデュボアに捕まりあやしげなショーに出されてしまった。そんな彼女を救ったのは、今や大臣の妾となった、姉のジュリエットであった。

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作品データ

原題
Marquis De Sade's Justine
製作年
1968年
製作国
西ドイツ イタリア
配給
日本ヘラルド映画
初公開日
1969年10月
製作会社
コロナ・フィルム=アイカ・フィルム


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