男とその女:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
男とその女
男とその女
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男とその女

1920年公開
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「通行の人々」に続いて製作されたJ・スチュアート・ブラックトン映画で、主役はハーバート・ローリンソン氏と、新進の花形メイ・マカヴォイ嬢とである。ウァールド誌は筋は梢混乱せる傾向があるが監督と演技とが立派なため快い映画を作っていると評している。

ストーリー

ジョン・ウォーシング博士は発見せる新しい血清の効力を試験せんため極北に向かった。彼の許婚クレアー・イートンは博士の態度に溜らずヒュー・コンウェイと親しくしていた。そして博士が途中死せりとの報知を受け取って、コンウェイの恋を真面目なものと信じて結婚の約束までもしようと決心する。しかるにコンウェイはウォーシントン博士の勤めた病院の看護婦エヴァ・カーティアーの美貌を見て、結婚するとの甘言を用い、彼女を我室へ誘った。エヴァが罠に気がついた時は遅かった。クレアーの室へ突然ウォーシントン博士が帰って来た。そして彼女の心がすでにコンウェイに移ったことを知って、人の心の頼み難きを悟り、ついには自暴自棄となり中華街の阿片窟に耽溺するに至った。一夜争論から傷を受けた紳士は、エヴァの甲斐々々しい看護で元気を回復した。そして2人の間には温い恋が湧き出し、ウォーシントンはエヴァに対する愛情の増すにつれて再び強い人間となった。2人の仲を割かんとするコンウェイの悪策はクレアーによって妨げられ、コンウェイは急流に墜死し、クレアーは博士を愛しながら、我が恋を思い諦めて、博士とエヴァとの幸福を祈った。

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作品データ

原題
Man and His Woman
製作年
1920年
製作国
アメリカ
配給
日活
初公開日
1920年
製作会社
プラックトン映画


[c]キネマ旬報社