キイン|MOVIE WALKER PRESS
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キイン

1923年公開
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この映画と同じ原作になる映画が前にウィリアム・ファーナム氏を主役として作られた。先年封切られた「名優の恋」がそれである。この映画はアレクサンドル・大デュマ及びトオロン、ド・クウルシーの三人によって作られた劇により、また当時の真正な記録によって、ケネルム・フォス氏、アレクサンドル・ヴォルコフ氏、イワン・モジューヒン氏の三人が脚色したものである。監督者は脚色者の一人アレクサンドル・ヴォルコフ氏。主役は「戦慄すべき冒険」に主演した前記のロシア名優イワン・モジューヒン氏とナタリー・リセンコ夫人である。ニコラ・コリーヌ氏は主役ではないが実に良い芸を見せている。美しいメアリー・オデット嬢、ポーリン・ポオ嬢も助演している。映画史上特筆すべき映画である。無声。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

一七三〇年、ロンドンに於ける出来事である。名優エドマンド・キインは二人の女、ケエフェルド伯爵夫人とアンナ・ダンビイに思いを寄せられていた。キインはケエフェルド伯爵夫人に対して憎からず思っていた。若いアンナ・ダンビイは心に染まぬ結婚を強いられて、キインのもとに走り女優にしてくれと心の中を打ち明けたがキインはその不心得をさとして帰した。時のプリンス・オブ・ウェールズはケエフェルド伯爵夫人に対する恋に於いてキインの敵手であった。夫人に対する争いからキインは遂に舞台の上でプリンスを侮辱するに至った。キインの人気は一時に地に堕ちた。忠実な友であり劇場のプロンターをしていたサロモンの家に引き取られ病にふした名優エドマンド・キインは人の目を盗んでかけつけたケエフェルド伯爵夫人に守られ、胸には思い出多いシェイクスピアの本を抱いて淋しくあらしの夜この世を去った。

作品データ

原題
KEAN, OU DESORDRE ET GENIE
製作年
1923年
製作国
フランス
配給
日活

[c]キネマ旬報社

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