成金:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
成金
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1923年公開
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S・スツルム氏、M・オルトマン氏、ハンス・ベイレント氏の原案を、リヒャルト・アイヒベルク氏が監督したもので、主役は「カリガリ博士」「オセロ(1922)」「快傑ダントン」等出演のヴェルナー・クラウス氏及びオーストリー生れの新花形リー・パリー嬢の二人で、その他ハリー・ハルト氏、ハンス・アルバース氏、英国生れのヴィヴィアン・ギブソン嬢等が共演する。無声。

ストーリー

独力で巨万の富を成したグルッパーの愛娘リーは、書記のパウル・グルーネと相思の仲で、父からゲルデルン伯爵との結婚を迫られたとき、二人は逃れて結婚してしまう。パウルは金主を得て商売を始めたが、その金はグルッパーから出ていたので、二人が喧嘩した時取上げられ、困難辛苦の三年後、彼は神経衰弱に苦しめられていた。伯爵はリーに説き父の署名を偽造させてその証書で金を貸したが、パウルはそれに手を着けず家出する。その後リーは子供と共に父の家に引取られていたがパウルが帰ってきたので父を慕った子供は雨を冐して父の許へ行く。伯爵は情婦タチヤーナに殺され、リーは子供が病気になったと聞いて急いでパウルの許へ馳け付け、親子三人相抱いて喜ぶ。父母も来て今迄の金銭万能主義よりも親子夫婦の愛情の尊さを悟る事が出来た。

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作品データ

原題
FRAULEIN RAFFKE
製作年
1923年
製作国
ドイツ
配給
ウェスティ支社
初公開日
1923年
製作会社
ウェスティ


[c]キネマ旬報社