ダンセ・パリ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ダンセ・パリ
ダンセ・パリ
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ダンセ・パリ

1929年公開
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「モン・パリ(1927)」と同じくアレックス・ナルパ氏の製作したレヴュー映画で、フォリー・ベルジェール座の舞台を取入れてあるもの。ルイ・ルマルシャン氏の原作により、「モン・パリ(1927)」のジョエ・フランシス氏が監督の任に当り完成した。レヴュー場面に出演するスター連は「モン・パリ」でお馴染みのジョゼフィン・ベイカー嬢、コマロワ夫人、ジョン・ティラー・ガールズ等のほか、前映画には出演しなかった人々も多数顔を見せている。(無声)

ストーリー

華の都パリ、わけてもそのミュージック・ホール、フォリー・ベルジェールは世に知られた歓楽の精華である。ジョンはマルサと田舎で結婚し暫くは楽しい日を過ごしていたが、何時しか木綿をまとう田舎姿や無風情な夫婦生活に倦怠を覚え、それと共にパリの華やかさに憧憬れて、夫婦共々に都に立ち出る事になった。その汽車の中で二人はアルレットという女と知り合いになった。アルレットはパリの劇場で女の衣裳を創案している女であった。パリへ出たジョンとマルサとは独身の伯父の家に宿を定めたが、この伯父さんというのが年はとっても頗る酔人なのである。で、ジョンはそうした事から夜毎にフォリー・ベルジェールに通ってはそのレヴュー舞台に魂を奪われる様になり、遂には妻君のマルサの事も等閑にする様になってしまった。マルサは思案の果て、アルレットを劇場に訪れ、事の始末を物語る。アルレットはマルサに芝居心があるのを見てとり、一策を案じてマルサのために特にそのシーズンの新番組と新衣裳を作り、それをフォリー・ベルジェールの舞台にかけた所が、これが驚く程な当りをとった。ジョンも斯うして打って変わったマルサの姿を見ると、また新たなる魅惑を妻に見出し、夫婦は再び結ばれたのである。

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作品データ

原題
La Folie du Jour
製作年
1929年
製作国
フランス
配給
ヤマニ洋行
初公開日
1929年
製作会社
スター・フィルム


[c]キネマ旬報社