青い果実(1934):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
青い果実(1934)
青い果実(1934)
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青い果実(1934)

1934年公開
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「春のパレード」「ペエテルの歓び」のフランチェスカ・ガールが主演する映画で、レジス・ジヌウ作の戯曲を映画化したもの。監督はマックス・ノイフェルトがリヒャルト・アイヒベルク総指揮のもとに任じ、ゲオルク・ブルックバウエルが撮影した。作曲は「ペエテルの歓び」のニコラウス・ブロドスキーが当った。助演者はかつて「カラマーゾフ兄弟」「花嫁人形」に出演したオーストリアの名優ヘルマン・ティーミッヒ、「カイロの結婚」のレオポルディーネ・コンスタンチン、アントン・エトホーファー、「ペエテルの歓び」のアントン・ポイントナー及びハンス・リヒター、「春のパレード」のテオ・リンゲン、マルガレーテ・クップァー、ティボル・フォン・ハルマイ等の面々である。

ストーリー

リュシイ・カレルはパリで歌劇女優の花形だった。シーズンを終えて休暇を得た彼女はウィーンの母親のもとを訪れる。母のマリイはローナウ博士に想いをかけられ、結婚する段取となっていた。召使いの婆やは、リュシイ程の娘があると知ったら博士が幻滅を感じるかも知れないと心配して、リュシイの十才頃の写真を博士に見せる。博士とその親友ウェルネル博士は、リュシイが学校の休暇で帰省するのだと思い、玩具をお土産にマリイを訪問する。リュシイは婆やから以上の事情を聞き、母の結婚を成功させようと智恵を絞って十才の少女に扮装、名も幼名のチビを名乗って皆の前に現われる。ところがチビのリュシイはウェルネル博士に一目惚れの恋を感じた。そして博士に恋人ありと知るや二人の会合を邪魔したので、博士も女も大いに憤慨するが、女の夫が突如現れたために、チビは女の身替りとなって二人の急場を救う。ウェルネル博士はチビを家へ送り帰そうとするがチビは彼を誘ってカフェへ行く。チビが酒を飲み、男と踊るのを見て困り果てた博士は、最後の手段としてチビを感化院に入れることにする。が、その夜彼は老婢からチビは花形オペラ女優リュシイ・カレルであると教わり、翌日あらためて彼女を訪問して結婚を申込んだ。

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作品データ

原題
CSIBI DER FRATZ
製作年
1934年
製作国
オーストリア
配給
ユニヴァーサル
初公開日
1934年
製作会社
ウィーン・ユニヴァーサル


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