舞姫の唄は悲し:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
舞姫の唄は悲し
舞姫の唄は悲し
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舞姫の唄は悲し

1925年公開
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A・H・ツアツイ氏作の短編小説に基づいてロルフ・E・ヴァンロー氏が台本を書き「名誉の負債」「新椿姫」等と同じくポール・L・スタイン氏が監督したもので「南方の恋」「エックスプロージョン」等出演のリアネ・ハイト嬢が主演し、「愛は輝くアラベラ譚」等出演のアルフォンス・フリーラント氏を始めハリー・ハルト氏、リヴィオ・パヴァネリ氏、フリッツ・アルベルティ氏等共演。無声。

ストーリー

デンマークの砲艦テティス号がイタリアのゼノア港に碇泊した時アーゲ・アデルストレェム大尉は友人のブリゲ中尉と共に上陸し或る酒場で美しい唄い女を見染めた。彼女はスペイン生まれの孤児でマヌエラという純な手弱女だった。マヌエラは容貌が美しいのみならず其の声も優れて美しかった。アーゲは彼女を一流の歌劇女優にしてやりたいと思い自分の故郷コペンハーゲンに伴い帰った。そうしてすぐに彼女に正式な音楽教育を受けさせた。彼女の芸術が完成の域に達しようとした時アーゲの財産は皆無になってしまった。機会はマヌエラをロンドンの或る歌劇場支配人オブライエンに知らせた。マヌエラはアーゲの心を知らないのではなかったが華やかな脚光の前に立って歌う歓びにはかえ難くオブライエンに従ってアーゲの許を去った。アーゲは自殺を計ったがブリゲ中尉夫人となった妹ヘレンに慰められて思い止まった。マヌエラはロンドンの舞台で歌って大成功を博した。オブライエンは成功祝いにマヌエラを誘って遊船に出掛けた。音楽教授がその事をアーゲに知らせてくれたのでアーゲは其の遊船の船員となって乗組みそれとはなくグリークの歌謡「我れ汝を愛す」を歌ってマヌエラに思いを伝えた。大氷山が遊船に衝突し沈没しようとした時、オブライエンはマヌエラを棄てて逃れようとした。しかしマヌエラは青年に救われた。それはアーゲであった。マヌエラがまことの愛に目醒めたことは言うまでもない。

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作品データ

原題
I Love You/Ich liebe Dich
製作年
1925年
製作国
ドイツ
配給
神戸太洋商工映画部
初公開日
1925年
製作会社
ウーファ


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