あこがれの処女:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
あこがれの処女
あこがれの処女
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あこがれの処女

1924年公開
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ロベルト・リープマン氏とフランツ・ローヒ氏との合作脚色になり、「コリブリ」「仮面の女」等と同じくヴィクトル・ヤンソン氏が監督製作したオッシ・オスヴァルダ映画で、「コリブリ」「仮面の女」等出演のオスヴァルダ嬢が主役を演じ、相手役は「或る女の手記」「処女時代」等出演のリヴィオ・パヴァネリ氏で監督ヤンソン氏も「コリブリ」「仮面の女」等と同じく助演し、ヴィヴィアン・ギブソン嬢も出演している。無声。

ストーリー

踊子のイヴェットはフェルナンと結婚する心算でいるが、叔父が不承知でジョナサンを見張役に遣わす。ジョナサンは踊子に会ったことがないので、ホテルのボーイに踊子の写真を撮って送ってくれと頼む。ボーイは忙しいので洗濯娘のニニッシュの写真を送って誤魔化す。イヴェットはニニッシュの様子が良いので小間使に雇う。そして巴里へ行った留守中ニニッシュが主人の衣裳を着ているところへジョナサンが訪れてニニッシュをイヴェットと思い込んでしまう。ニニッシュのイヴェットはクリフトンという青年に紹介され二人は懇ろになる。さて、パリから戻ったイヴェットはニニッシュの振舞に怒ったが一計を案じてニニッシュを我が身代りにパリへ遣る。パリで踊らねばならぬ破目に陥った彼女は一寸足を挫いて踊らぬ口実にする。折も折、イヴェットの舊い醜聞が伝わったのでニニッシュは遂に自分はイヴェットでないことをクリフトンに打明ける。クリフトンは彼女が純な乙女であったことを知って喜び結婚する。またイヴェットはフェルナンと結婚してしまったのでジョナサンは人々の笑いものとなった。

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作品データ

原題
Niniche
製作年
1924年
製作国
ドイツ
配給
20世紀フォックス
初公開日
1924年
製作会社
ヴェスティ


[c]キネマ旬報社