オレゴン魂:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
オレゴン魂
オレゴン魂
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オレゴン魂

1976年10月4日公開、西部劇
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「勇気ある追跡」(68)の大酒飲みの片眼の保安官ルースター・コグバーン役でアカデミー男優賞を獲得したジョン・ウェインが、再び同じキャラクターに扮する西部劇で、キャサリン・ヘップバーンとは初共演である。製作はハル・B・ウォリス、監督は「女優志願」「終身犯」「小さな巨人」などを製作し、監督第2作目(1本目は日本未公開)のスチュアート・ミラー、脚本はマーティン・ジュリアン、撮影はハリー・ストラドリング・ジュニア、美術はプレストン・エイムズがそれぞれ担当。出演は前記の2人のほかに、アンソニー・ザーブ、リチャード・ジョーダン、ジョン・マッキンタイアなど。

ストーリー

アーカンソー州西部地区保安官代理ルースター・コグバーン(ジョン・ウェイン)は、派手に人殺しをやりすぎるために、パーカー判事(ジョン・マッキンタイア)にバッジを取りあげられてしまった。ところがある日、悪名高いホーク(リチャード・ジョーダン)をボスとする一味が、荷馬車一杯のニトログリセリンを運搬していた騎兵隊を皆殺しにする、という事件が勃発した。一味の中にはルースターのかつての友人のブリード(アンソニー・ザーブ)も入っているという。そこでパーカー判事は、ルースターに、ホーク一味の生捕りを、賞金2000ドルと終身保安官の地位を与えることを条件に、申し出た。翌日、ルースターは、ホーク一味追撃の旅に出かけた。フォート・ルビーという町に着いたルースターは、一足先にホーク一味がこの町で暴れまわり、教会の牧師のほか多数のインディアンを殺したことを知った。そして、牧師の娘で、婚期をはるかに過ぎたユーラ(キャサリン・ヘップバーン)とインディアンの少年ウルフが彼と一緒にホーク一味の後を追って仇討ちをすると言い出した。ルースターは、何とか彼女を思いとどまらそうとしたが、結局2人を連れて旅を続けることになった。やがて、ルースターたちは、ホーク一味が騎兵隊から奪った荷馬車の周囲でキャンプしているのに出くわした。ホークとブリードは出かけていなかったが、ルースターは巧妙な作戦で彼らを混乱させた。だが一瞬気を抜いた時に彼を救ったのは、ユーラの見事な射撃の腕だった。彼女は、少女時代、初恋の青年から射撃と乗馬を教わっていたのだった。ルースターはユーラを見直すのだった。一方、荷馬車を奪われたことに気づいたホークたちは、3人を追った。夜が明ける頃、大きな河の渡し場に到着した3人は、急流にイカダを漕ぎ出した。一足ちがいで河岸に着いたホークは河面にロープを張り渡し、イカダを止めようとした。スピードが落ちたイカダ目がけて、一味のルークが撃とうとした時、ブリードが昔の友人に対する友情からルークを殺し、ルースターを救った。ブリードの裏切りに怒ったホークはその場で彼を射殺した。イカダはさらに急流を下っていった。川巾がせばまった地点で、ホークたちが待ち伏せしていた。ルースターはニトロの箱を急流に落として、それが、ホークたちの前にさしかかった時、箱を撃った。轟音とともにホーク一味が吹っ飛んだ。無事町に戻ったルースターはパーカー判事に、一味を皆殺しにしたことについて詰問された。だが、ユーラの弁護で判事も納得し、約束通り保安官のバッジを渡した。

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作品データ

原題
Rooster Cogburn
製作年
1975年
製作国
アメリカ
配給
ユニヴァーサル=CIC
初公開日
1976年10月4日
製作会社
ハル・b・ウォリス・プロ作品
ジャンル
西部劇


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