ひめごと(1936):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ひめごと(1936)
ひめごと(1936)
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ひめごと(1936)

1936年公開
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「マヅルカ」に次ぐヴィリ・フォルストの監督作品で、シナリオはフォルスト自身がヨッヘン・フートと協力して書卸したもの。「たそがれの維納」「旅順港」のアドルフ・ウォールブリュック、「ワルツ合戦」「カルメン狂想曲」のレナーテ・ミュラー、「春のいざなひ」のイェニー・ユーゴー、「狂乱のモンテカルロ」「私と女王様」のハインツ・リューマン、以上の四人が主演し、これを助けて「モード巴里」「紅天夢」のヒルデ・ヒルデブラント、その他が出演している。キャメラは「タイタニック」のテッド・パールと「コスモポリス」のヴェルナー・ボーネとが担任し、音楽は「ジャンダーク」「マヅルカ」のペーター・クロイダーで、演奏には、ゴルデネ・ジーベン、オスカー・ヨースト、トフィア三楽団が出演している。

ストーリー

ジャヴァに農園を持ち一年中旅行ばかりしているフィリップと、ゴリアテという超スピードの自動車を持つスピード競走の選手ダヴィッドとは、滅多に顔を合わせないが親友であった。二人は親友の鉄則として、同一の女を愛さない約束をした。しかし、実は二人とも互いに知らずに同じパリ女エーメと遊んでいるのである。エーメはフィリップには粋な女に見せ、ダヴィッドには鉄火な気質を以て、二人を巧くあやつっていたのである。ところが、この二人とも他に心を移して行って、ダヴィッドはエーメに気兼ねしながらギャビーという令嬢と近く結婚というところまで進んで行った。そして一方、フィリップは船で逢ったヴィオラと仲よくなったが、結婚を申し込むべき大事の際に怖気がついて切り出さなかったので、ヴィオラの感情を害してしまった。ところが、翌日、フィリップがダヴィッドの家を訪れると、当のヴィオラがダヴィッドの妻となって納まっている。そして小間使のギャビーと一緒にいろいろとフィリップの世話をして呉れる。だが、フィリップに対するヴィオラの素振りは優しく、夫妻に対するギャビーの態度というのが、また怪しい。そして四人とも睡眠不足な不思議な一夜が明けたのだが、その後、エーメの家で偶然フィリップとダヴィッドがぶつかった。エーメは仰天したが、今度は逆襲して来てダヴィッドの結婚生活をぶち破ってやると云い出す。さて、この納まりはどうなるであろうか。

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作品データ

原題
Allotria
製作年
1936年
製作国
ドイツ
配給
東和商事
初公開日
1936年
製作会社
ツィネ・アリアンツ


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