都会の雷鳴:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
都会の雷鳴
都会の雷鳴
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都会の雷鳴

1937年公開
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「倒れるまで」「バーバリー・コースト」のエドワード・G・ロビンソンが主演し、「ルムバ」「ロジタ」のマリオン・ゲーリングが監督したイギリス映画で、ジャック・E・ジュエルのシナリオ、「幽霊西へ行く」「紅はこべ」のロバート・シャーウッドがアベイン・カンデル、アコス・トルネイと協力して台本を執筆している。相手役は、ドイツ・オーストリアの舞台女優ルリー・デステを筆頭に、「進め龍騎兵」「虚栄の市」のナイジェル・ブルース、「小公子」「永遠に愛せよ」のコンスタンス・コリアー、「奇蹟人間」「来るべき世界」のラルフ・リチャードソン、其の他ナンシー・バーン、チャールズ・ビリー・ブレイ、等が出演している。撮影は「人生は四十二から」「ロイドの牛乳屋」のアルフレッド・ギルクスの担任である。

ストーリー

ダン・アームストロングはニューヨークのスナイダリング商会の敏腕な宣伝部長であったが、彼の宣伝法が時代遅れでイギリスの様に品格を持たないという理由で詰め腹を切らされた。閑暇となったダンは、祖父の生国たるイギリスに帰って見ることになり、ロンドンでエドナとビリーという街の唄手を友達にする。ダンの遠縁に当たるロンドンのピーター卿一家は、大会社スナイダリングの重役が来たというので、金のない彼等はダンに巧くたかろうと考え、更にチャロナー・ホールの邸宅を彼に高く売りつけ様とする。ところがこの時は実はダンは一文も持っていないのである。ピーター卿に招かれたダンは、そこで公爵令嬢パトリシアと逢い、彼女を恋する。ところが、パトリシアにはイギリスの富有な実業家マニングデールが求婚している。公爵は貧乏でその唯一の財産はアフリカのローデシアにある鉱山で、マニングデールはその採発に出資を条件にパトリシアと結婚を望んでいたのである。ダンは、公爵と意気投合し、彼を盛り場にさそい出して、鉱山権を彼に売ることを承諾させる。マニングデールを嫌いなパトリシアもこれに反対する訳はない。金はないがダンは、鉱山からマグネライトという金属の出ることを知り、その何たるかをも知らないが、アメリカ式な大宣伝を行い、公爵の名を利して社長に祭り上げ、一般に株を売りつけ忽ちマグネライト会社を作りあげる。しかし、マニングデールもイギリス風に着実な手段をとり、密かにマグネライト製法権を手に入れてしまう。かくなってはダンも動きがとれず、多数株主の利益のため、マニングデールの申し出を容れ、社から身を引くことにした。しかし、彼が飛行場から出発しようとした時に、群集は彼の復帰を要求し、機上には彼と同行を約したパトリシアがいた。

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作品データ

原題
Thunder in the City
製作年
1937年
製作国
イギリス
配給
UA
初公開日
1937年
製作会社
アトランチック・フィルム


[c]キネマ旬報社