ガエル・ル・ロワ
Angele
血のつながった3世代の女たちの日常を描くドラマ。製作・監督・編集は「マリアの本」のアンヌ・マリー・ミエヴィル、脚本はレナルド・カルカーニとベルナール・カサス、フランソワ・ロッシュ、カトリーヌ・トマ、マリー・クリスティーヌ・バリエールの共同、撮影はジャン・ポール・ロサ・ダ・コスタが担当。出演はガエル・ル・ロワ、アニー・ロマンほか。
ストーリー
オペラ歌手を志す20歳のアンジェール（ガエル・ル・ロワ）は、サキソフォン吹きのミュージシャン、カルロ（イヴ・ネフ）と結婚しているが、将来についても自信がなく、不安に満ちた楽ではない生活の中で、深く考えることもなく堕胎する。母のアニエス（アニー・ロマン）は40歳、離婚して独り暮らしをしている。翻訳家として自立し、フランソワ（ベルナール・ヴォリンジャー）とハンス（ハンス・ジッヒラー）という2人のボーイフレンドの間で自由な関係を楽しんでいる母の姿に、アンジェールは自分の早すぎた結婚を後悔するが、アニエスにも娘や母の問題など悩みは尽きなかった。60歳になるアニエスの母オディール（エレーヌ・ルーセル）もまた一人暮らしで、生き生きと仕事をこなしている。気懸りだった父オーグスト（マルク・ダルノー）の死で、彼女は自分の生と死をみつめるのだった。やがてアンジェールに子供が生まれ、3人の女たちは改めて生命というものに面と向いあうのである。
キャスト
アニー・ロマン
Agnes
エレーヌ・ルーセル
Odile
イヴ・ネフ
Carlo
ベルナール・ヴォリンジャー
Francois
ハンス・ツィッシュラー
Hans
マルク・ダルノー
Auguste
Anne Michel
Chanteuse varietes
スタッフ
監督、製作、編集
アンヌ・マリー・ミエヴィル
脚本
フランソワ・ロッシュ
脚本
レナルド・カルカーニ
脚本
ベルナール・カサス
脚本
カトリーヌ・トマ
脚本
マリー・クリスティーヌ・バリエール
撮影
ジャン・ポール・ロサ・ダ・コスタ
録音
Pierre Camus
字幕
石木まゆみ
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- Mon cher sujet
- 製作年
- 1988年
- 製作国
- フランス
- 配給
- シネマドゥシネマ
- 初公開日
- 1990年3月31日
- 製作会社
- ＣＮＣ＝ラ・シンク・プロ＝レ・フィルム・ドゥ・ジュディ＝ＪＬＧ・フィルム
[c]キネマ旬報社
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