春のソナタ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
春のソナタ
春のソナタ
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春のソナタ

1990年11月24日公開、107分
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偶然出会った二人の女性が周囲の人々をも巻き込んで織り成す微妙な恋愛心理を、春のパリを舞台に描くドラマ。製作はマルガレット・メネゴス、監督・脚本は「レネットとミラベル 四つの冒険」のエリック・ロメール。本作は「四季の物語」シリーズの第一作にあたる。撮影はリュック・パジェス、出演はアンヌ・ティセードル、フロランス・ダレルほか。

ストーリー

ジャンヌ(アンヌ・ティセードル)は高校の哲学教師。自分のアパルトマンを数日間いとこに貸すつもりが、乗っとられた形になってしまい、恋人は出張中、行き場もなく困っていた所、パーティで音楽学校へ通うナターシャ(フロランス・ダレル)と知り合い彼女の家へ。ナターシャの父イゴール(ユーグ・ケステル)は彼女と同年代の恋人エーヴ(エロワーズ・ベネット)と同棲中で、家には彼女一人。エーヴと仲の悪いナターシャはどうやらジャンヌを父の新しい恋人にしたがっているらしい。翌週末、ジャンヌはナターシャと共にフォンテンヌブローの別荘に出かけるが、イゴール、エーヴとはち合わせ。気まずい空気の流れる中エーヴは一人帰ってしまい、ナターシャも恋人と出かけ、ジャンヌとイゴールが取り残される。その夜イゴールはジャンヌにひかれ始めていることを告白するが、ジャンヌはそれをかわし、パリへ一人帰る。翌朝、ナターシャの家に戻ると、彼女は、父とジャンヌを結びつけるためにわざと自分が二人を置いてきぼりにしたとジャンヌが疑ってると泣きじゃくる。ジャンヌはとりなすが、その時ナターシャがエーヴが盗んだと疑っていた首飾りが見つかったことから緊張も解け、二人はつまらない誤解を笑い合い、ジャンヌは恋人の家へ帰ってゆく。

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作品データ

原題
Conte de Printemps
製作年
1990年
製作国
フランス
配給
シネセゾン
初公開日
1990年11月24日
上映時間
107分
製作会社
レ・フィルム・デュ・ロザンジュ


[c]キネマ旬報社