荒野の抱擁:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
荒野の抱擁
荒野の抱擁
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荒野の抱擁

1950年6月10日公開
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新しい集団農場を目ざす人々の希望と連帯とを見事に描いたネオレアリズムの傑作。監督はジュゼッペ・デ・サンティス、脚本にのちの監督カルロ・リッツァーニが協力。

ストーリー

第二次大戦直後ロマーニャ地方の協同経営農場に下付された数百万リラの政府援助金が途中でギャング団に強奪された。そのうえ新婚早々の女性が一人、人質として連れ去られた。彼女の新夫ミケーレ(マッシモ・ジロッティ)の戦友アルベルト(アンドレア・ケッキ)がギャング団の仲間にいたらだ。こうして協同農場の農民たちの激しい追跡がはじまりギャング団は次第に追いこめられ、ついに沼沢地の隠れ家に逃げこんだ。一方、アルベルトのみは一人逃げ出すが、ミケーレに捕えられ、隠れ家に案内することを約束した。二人がそこに行くとすでに農夫たちや警官が包囲している。アルベルトの活躍で人質も金も無事戻り、彼はミケーレの弁護で許される。

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作品データ

原題
Caccia Tragica
製作年
1947年
製作国
イタリア
配給
イタリフィルム=東宝
初公開日
1950年6月10日
製作会社
ルックス・フィルム


[c]キネマ旬報社