情婦マノン:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
情婦マノン
情婦マノン
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情婦マノン

1950年9月1日公開、105分
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十八世紀のアべ・プレヴォーの小説『マノン・レスコー』を現代の物語にしたもので、監督はアンリ・ジョルジュ・クルーゾー。ラストの、射殺された恋人の死体をさかさにかついで砂漠をさまよい歩くシーンが特に有名。

ストーリー

ユダヤ人の一団を乗せイスラエルに向う貨物船から若い男女の密航者が発見された。男はロべ-ル(ミシェル・オークレール)、女はマノン(セシル・オーブリー)であった。船長の前で男は二人の過去を物語った。四四年、レジスタンス運動に加わっていたロべ-ルはドイツ兵相手に売春をしたために村人のリンチに会おうとしているマノンを救った。しかし、マノンの魅カのとりこになったロべ-ルは運動から離脱し、彼女をつれて解放にわき立つパリに向った。マノンの兄レオン(セルジュ・レジアニ)は闇屋をやり羽ぶりがよかった。マノンはぜいたくな生活にあこがれ、真面目な結婚生活を説くロベールの言棄には耳をかさなかった。ロべ-ルを愛していないわけではないが、マノンはぜいたくをするために娼婦稼業に身を落すのをいとわなかった。ロベールは彼女の歓心を買うために闇屋になった。レオンがマノンをあやつり、アメリカ人の金満家と結婚させようとしているのを知ったロべ-ルはレオンを殺して逃げた。事情を知ったマノンはロベールの後を追った。ロベールの話を聞いた船長は二人に同情し、ユダヤ人たちといっしょにパレスチナの海岸に上陸させて逃がしてやった。しかし砂漠を旅する一行は宿敵のアラビア人部隊に襲撃され全滅してしまった。銃撃で死んだマノンを砂中に埋めたロべ-ルはその上で息を引きとった。

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作品データ

原題
MANON
製作年
1948年
製作国
フランス
配給
SEF=東宝
初公開日
1950年9月1日
上映時間
105分
製作会社
コロナ


[c]キネマ旬報社