女は得です:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
女は得です
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女は得です

1937年公開、0分
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「平原児」「彼女と女秘書」のジーン・アーサーと「第二の女」「黄金(1936)」エドワード・アーノルドが主演する映画で、ヴェラ・カスパリーの原作を「三日姫君」「お人好しの仙女」のプレストン・スタージェスが監督し、「スイング」「処女散歩」のテッド・テズラフが撮影したもの。助演者は「夜霧の怪盗」「天国の花園」のレイ・ミランドを始め「コリーン」のルイ・アルバーニ、「学生怪死事件」のメアリー・ナッシュ、「スイング」のフランクリン・パングボーン等。

ストーリー

「株式界の猛牛」と呼ばれているボール氏は大の癇癪持ちである。妻が金五万ドル也の毛皮のコートを勝ったのに怒って、氏はエイッと投捨ててしまった。それが偶然にも週給二十ドルの雑誌婦人記者メアリー・スミスの上に落ちた。彼女は抗議した。ボール氏は惜し気もなく毛皮を彼女に進呈し、潰れた彼女の防止の代わりも買い与えた。お陰でメアリーはクビになった。そんなに意味なく五万ドルもの毛皮をくれる男はないはずだ、というのが理由である。同時に「株式街の猛牛」に隠し女が出来た、という噂が立った。この噂に雀躍したのはあるホテルの経営者ルイス・ルイス氏である。氏はメアリーを第一等の部屋に招じ入れた。ボール氏に負っている巨大な債務を延期して貰おうという魂胆だ。更に、自動車、犬、衣装などのセールスマンが、お勘定は後で、と品物を置いて帰る。株式仲買人まで彼女に手数料無しで融通する、という。彼女から「旦那」の「思惑」を洩らして貰おうという腹なのだ。ところが当のメアリーは懐中わずかに十セントしかない。ホテルの大食堂へ入る勇気はないので、外へ出て大衆食堂に入った。そこで、ボール氏の息子ジョンと知合いになった。ジョンは父と争って家出し、そこで働いているので、彼女にロハで食事をさせた。で途端にクビとなった。メアリーは恩返しに彼をホテルに招じた。「猛牛」の伜までもメアリーがくわえ込んだ、と早合点して喜んだルイス・ルイスは下へも置かぬ大もてなしをする。そこへ、例の仲買人が、メアリーに「鋼鐡株の気配は?」とお伺いに来た。彼女がジョンに訊ねると、「雨模様だから落ちるかな」と言う。仲買人はボール氏は売りに出ると早合点した。この噂が飛んで鋼鐡株は大暴落。青くなったボール氏は背に腹は代えられず、買いまくった。が下がる一方でボール氏は正に破産だ。その時メアリーは初めて、自分が「天の恵み」を受けるに至った子細を知った。すわ大変と彼女はボール氏の事務所へ跳込んで、例の仲買人に電話した。それで鋼鐡株はハネ上がってボール氏は俄然大儲けとなった。そして、メアリーとジョンとが幸福をつかんだことはもちろんだ。

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作品データ

原題
Easy Living
製作年
1937年
製作国
アメリカ
配給
パラマウント支社
初公開日
1937年
上映時間
0分
製作会社
パラマウント映画


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